26/11から10年のナリマン・ハウスがナリマン・ライト・ハウスと改称、慰霊碑を除幕

 

Posted on 27 Nov 2018 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

ナニー(養育係)によって奇跡的に救われたベイビー・モシェは、またムンバイーに帰って来てくれたのかな。*The photo from Conde Naste Travellers.



ムンバイー南部、半島部の先端にあたるコラバ地区、ナリマン・ポイントすぐ近くに建つ「ナリマン・ハウス(Nariman House)」。
ここは、この街に住むユダヤ人たちのための8つのシナゴーグ(礼拝堂)の中でも中心的な役割を果たすほかに、簡易宿泊所や各種教育を提供するセンターを兼ねる、多文化を土壌とするムンバイーを象徴する建物だ。

この建物も、2008年11月26日に発生したムンバイー同時多発テロ事件の標的にされ、多くの犠牲者を出す現場となった。

テロ事件から10年が経過した今年、このナリマン・ハウスで犠牲者を悼む慰霊碑が除幕されると同時に、この施設の名称が「ナリマン・ライト・ハウス(Nariman Light House)」と改称された。

Remembering 26/11: Memorial dedicated to Mumbai terror attack victims to be inaugurated at Nariman House today - Mumbai Mirror

同ハウスのラビ(Rabbi; シナゴーグの主管者、ユダヤ人の法律上の問題を裁定する資格のある律法学者 [小学館 ランダムハウス英和大辞典より])、イスラエル・コズロフスキー(Israel Kozlovsky)氏が発表した。

ナリマン・ハウスでは、当時ラビだったガヴリエル(Gavriel)さんとその妻で妊娠中だったリヴカ(Rivka)さんを含む9人もの尊い命が無慈悲に奪われた。
なおラビ夫妻の息子、モシェくんは、ナニー(養育係)のサンドラ・サミュエル(Sandra Samuel)さんによって救われ、イスラエルの祖父母に引き取られた。
2017年に同国を訪れたナレンドラ・モーディー(Narendra Modi)インド首相と面会している。

ASKSiddhi関連記事:
イスラエルを訪問したモディ首相に、思わぬ面会者 10 Jul 2017


そして今年の1月には、ナリマン・ハウスに戻ったモシェくんを、イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相が訪問している。



 

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※「ボヘミアンラプソディー」の記事では、ツイッターで見つけた興味深い引用を地味に追加し続けています。

 





    



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

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