プネーの本格クリケット博物館、世界記録入り
Posted on 07 Mar 2021 21:00 in トラベル・インド by Yoko Deshmukh
クリケット好きにとっては、間違いなくプネーの「聖地」です。写真はプネー・メトロの工事現場に迷い込んでいた子牛さんです。
プネーにある、インド初にして唯一のクリケット博物館、「Blades of Glory」が、米フロリダ州マイアミを拠点に世界の珍しいものを発掘する「World Record Academy」から「世界記録」とのお墨付きをもらった、という話題を「The Hindu」紙面版に見つけたが、その存在をまったく知らなかった。
Pune’s Blades of Glory adjudged world’s largest cricket museum
この博物館は、元マハーラーシュトラ州U-19クリケット選手、ロハン・パテ(Rohan Pate)氏が設立したもの。
クリケットにまつわる5万1,000点以上の貴重な記念品が収蔵され、これまで世界中のクリケット選手500人近くが訪れている。
クリケット博物館は、ロンドンの「ローズ・クリケット博物館(Lords’ Cricket Museum)」、豪ニューサウスウェールズ州の「ブラッドマン博物館(Bradman Museum)」、グレナダの「西インド諸島クリケット・ヘリテージ・センター(West Indies Cricket Heritage Centre)」、ニュージーランドのウェリングにある「ニュージーランド・クリケット博物館(New Zealand Cricket Museum)」などが代表的。
プネーの博物館は広さ5,000平方フィート(およそ465平米)、「Castle of Cricket(クリケットの城)」などと呼ばれ、ワールドカップ優勝チームのキャプテンがサインしたバットやボール、そしてドナルド・ブラッドマン(Sir Donald Bradman)、カピル・デヴ(Kapil Dev)、スニール・ガワスカル(Sunil Gavaskar)、サチン・テンドゥルカル(Sachin Tendulkar)、デズモンド・ヘインズ(Desmond Haynes)、イムラン・カーン(Imran Khan)、ヴィヴ・リチャーズ(Sir Viv Richards)、MS・ドーニー(M.S. Dhoni)、VVS・ラクシュマン(V.V.S. Laxman)とヴィラット・コーリ(Virat Kohli)といったレジェンドたちが愛用し、サインした品々が収められている。
パテ氏は博物館設立の動機として、「クリケットはインド人の多くにとって宗教のようなもの。例外なく、このスポーツに魅せられてきた私にとっての誇りであり、マハーラーシュトラ州やプネーのクリケット愛好家にとっても同様だと信じている」と話す。
2019年、美術館はグーグルが推進して世界中の文化遺産をオンラインで紹介するプラットフォームである「Google Art and Culture」に追加された。
インドがワールドカップで優勝した翌年の2012年にオープンし、サチン・テンドゥルカル氏が開所式に臨んだ博物館は、当初600点あまりだった収蔵品が5万点まで増え、世界最大規模になっている。
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なお、現状に何ら役立つ情報をご提供できていない「ASKSiddhi(アスクスィッディ)」なので、せめて「在ムンバイ日本国総領事館」より日々発信されている州内の状況や州政府による措置に関する最新情報を、今後はこちらにも転載させていただきたい。
=== 以下、同掲題メールの転載 ===
※3月5日付けのメール、件名「全日空(ANA)による成田ムンバイ間の臨時便運航」
【ポイント】
●全日空(ANA)では、インド航空当局の許可を取得することを前提に、インド政府が設定したエア・バブルに基づく便として、4月10日、4月24日に成田発ムンバイ行、4月11日、4月25日にムンバイ発成田行の臨時便を運航することとなりました。
●ANAによれば、同便の予約受付・販売は既に開始しているとのことです。
●こちらの便は航空会社のウェブサイトでの予約受付・航空券購入が可能です。
●なお、日本外務省はインドについて「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」の感染症危険情報を発出しています。インドへの渡航を検討される場合は、インドにおける感染状況を踏まえ、渡航の必要性や時期について慎重に御検討ください。また、インド政府の外国人の入国に関するガイドラインに御留意願います。
在留邦人の皆様へ
全日空(ANA)による成田ムンバイ間の臨時便が運航されることになりましたところ,お知らせします。なお、本件照会については、ANAお問い合わせ先までご連絡いただければ幸甚です。
1 全日空(ANA)では、インド航空当局の許可を取得することを前提に、インド政府が設定したエア・バブル(新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策としてインド政府が実施している国際定期旅客航空便の飛来禁止措置の例外措置)に基づく便として、4月10日、4月24日に成田発ムンバイ行、4月11日、4月25日にムンバイ発成田行の臨時便を運航することとなりました。
2 ANAによれば、同便の予約受付・販売は既に開始しているとのことです。なお、空席状況確認や航空券の予約・購入方法等はANAウェブサイトをご確認ください。詳しくは、ANAにお問い合わせください。
(ANAウェブサイト)
https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/
(ANAお問い合わせ先)
ANAムンバイ支店予約担当:bomrsvn@ana.co.jp(営業時間<インド時間>:9:00-18:00)
※英語/日本語での受付となります。
※上記の臨時運航便以外についてのお問い合わせ先は以下の通りです。
電話: (インド国内)000800-100-9274 ※24時間対応 ※通話無料
(インド国外)+81-3-4332-6868 ※24時間対応 ※有料
3 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、インド政府よりインド到着旅客に関する情報の提出が義務付けられています。ANAによれば、インドへの航空券を予約・購入された方は、出発の48時間前までに、必ずANAムンバイ支店予約担当に渡航に際し必要な情報の連絡が必要となるため、以下のANAからのお知らせを必ずご確認ください、とのことです。
(ANAからのお知らせ:各地域への入国条件変更/インドへ渡航のお客様へ)
https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/notice200501/#immigration
4 日本外務省はインドについて「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」の感染症危険情報を発出しています。インドへの渡航を検討されている邦人の皆様におかれては、インドにおける感染状況を踏まえ、渡航の必要性や時期について慎重に御検討ください。
(新型コロナウイルス感染症に関する皆様へのお願い:当館ホームページ)
https://www.in.emb-japan.go.jp/PDF/20200929_Coronavirus_j.pdf
また、以下のインド内務省入国管理局ホームページに、現在入国できる査証カテゴリーや査証取得手続き、事前の自己申告フォーム等の提出、入国後の自主隔離等、外国人の入国に関するインド政府のガイドラインが掲載されていますので御留意願います。
(インド内務省入国管理局ホームページ該当部分)
https://boi.gov.in/content/advisory-travel-and-visa-restrictions-related-covid-19-1
(各種情報が入手できるサイト)
インド政府広報局ホームページ
https://pib.gov.in/indexd.aspx
インド保健・家庭福祉省公式ツイッター
https://twitter.com/MoHFW_INDIA
インド入国管理局ホームページ
https://boi.gov.in/
在日インド大使館ホームページ
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/index_jp.html
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
首相官邸ホームページ:新型コロナウイルス感染症に備えて
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
=== 転載終わり ==
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Yoko Deshmukh
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インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
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