ニキータ（@Nikaytaa）さんとのマシンガントークに利用した店は、わが家から徒歩10分ほどの、住宅街カルヤーニー・ナガル（Kalyani Nagar）の中でも特に奥まった静かな路地に佇む「Paashh」だ。

昨年、チェンナイ在住の @chitrini さんが取材でプネーを訪問された際に利用したとおっしゃっていた、この店は、プネー在住の外国人マダームたちもよくインスタグラムなどにアップしている通りの「映え」要素が満載だった。

前庭に入ったところで、息を吞むような美しい建物と、見事なガネーシャ像に出迎えられる。
1階（インド式にはGround floor）部分はブティックになっていて、なかなかよさそうな商品が並んでいたが、この日は時間が限られていたので、別の日に再訪してじっくり見たい。

さて、2階（インド式にはFirst floor）に上がったカフェ店内には、壁面に〇〇が伸びていて、また柱という柱にはさまざまな植物を植えた鉢が下がっていて、自然の緑をいっぱい取り込む工夫がされている。
「緑に触れるのが大好き」と、ご自宅のベランダでもたくさんの植物を育てているというニキータさんは、特に喜んでいた。

カフェのメニューはすべてベジタリアン仕様で、グルテンフリーやヴィーガンなどのニーズに応じた料理も揃っている。
わたしはこの日、750ルピーの「3点コース」を注文、またニキータさんにつられて「スイカとサンダルウッドのスムージー」という初体験の組み合わせを体験した。
 

バゲットの上にオーバンジーが載った前菜。
 

キヌアとおろし大根のサラダ。
 

デザートのフローズンムース。
これとラビオリもあった（が、話に夢中で写真を撮り忘れた）。
 

盛り付けも味付けも上品で、女性にはちょうどよい量ではないか。

先日訪れた、コーレーガーオン・パーク（Koregaon Park）の「Sante」や、ファブインディア（Fab India）プロデュースの「ファブカフェ（Fab Cafe）」が出す料理と系統的に似ており、健康志向の消費者に向けた塩分や油の少ない、あっさりした風味が特徴だった。

ただし席数が全部で20ほどしかなさそうな、こぢんまりした店内なので、確実に味わいたければ予約をしてから訪れた方がよいだろう。
 

緑いっぱいの店内で本当に夢のような楽しい時間を過ごした。
 

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