初めてのチェンナイ訪問を前に
Posted on 23 Jan 2020 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh
写真は、昨日ご紹介したモハンラージュ氏に連れられてやってきた「貝の博物館」。女性がたった1人で故郷マンガロールから4トンもの貝を持ち込みコツコツと造り上げ、2016年にギネスブック入りした圧巻の作品が展示されています。
所用で先週より1週間ほど、バンガロールに滞在していた。
日程のほとんどを仕事で消化してしまったが、ほぼ5年ぶりの街も楽しんだ。
交通渋滞が過酷なことが一層、肌で伝わり、依然として一部区間のみ開通のメトロもあまり用をなしていない。
しかし、沿線の工事は鋭意続いており、全線開通すれば、この街の交通の流れも大きく変わるのだろう。
そして今回は1日休日を取って、日帰りだがほぼ20年ぶりにマイソールにも足を伸ばすことができた。
バンガロールからの往復と希望する観光要所への効率的な立ち寄りのため、ハイヤーを旅行会社 @Trodly に依頼、その時に来てくれた運転手モハンラージュ氏によると、数年前までマイソールは「インドで最もクリーンな都市」としての栄光を連続で戴いていた。
確かに美しく整った街だが、マハラジャ宮殿やヴリンダーヴァン庭園が心なしか20年前よりも寂れて見え、観光客の置き土産なのかポイ捨てされたゴミが散乱、「民度」という言葉が頭の中をグルグル巡った。
特にマハラジャ宮殿は、20年前当時はそれほど観光客がおらず、のんびりと見て回った記憶があるが、今や寺院のように大混雑しており、履物を建物入り口で預け、人に押されて落ち着いて見学できない。
モハンラージュ氏によればマイソールは水不足も深刻らしく、このまま夏季に入ることによる影響が心配だ。
さて、前回も確か同じことを思ったのだが、バンガロール、もといカルナータカ州は、隣接するマハーラーシュトラ州とは人種が異なるのか、男性はがっしりした長身に筋骨隆々とした人、女性は小柄ながら整った優美な人が目立つ。
そう、まるで寺院彫刻に見られる像をリアルに象ったかのような人々が闊歩しているのである。
すれ違う人、食堂でイドリーやドーサを頬張る人、ウーバーを運転する人、また何気なく路上に立つ人に、はっとするようなイケメンがゴロゴロといて、まったく油断ならない。
よく、日本でも福岡とか秋田に美人が多いなどということを言うが、わたしにとっては「カルナータカ州はイケメンの住む土地」という印象を抱いている。
チェンナイも楽しみである。
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Yoko Deshmukh
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インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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