インド・プネ在住の英日・日英翻訳者、デシュムク陽子のブログ
Posted on 01 Dec 2019 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh
次回ムンバイーを訪問した際には立ち寄りたいです。写真は遠くに望むハジ・アリ廟です。
ムンバイー同時多発テロ事件の発生から11年を機に、現場のひとつで〇人が亡くなった、コラバ地区に建つユダヤ教徒たちの〇〇であるナリマン・ハウス(Nariman House)が一般に開放されることになった。 11 years after 26/11, Nariman House opens doors to the public かつては信者のみ立ち入りが許されていたナリマン・ハウスは昨年、被害者たちはテロに苦しむ人々への光明としての存在を目指し、ナリマン・ライト・ハウス(Nariman Light House)と改称された。 ナリマン・ハウス、またはチャーバード・ハウス(Chabad House)と呼ばれたこの建物では2008年11月26日、ガブリエル・ホルツバーグ師(Rabbi Gavriel Holtzberg)とその妻レウカ・ホルツバーグ氏(Rivka Holtzberg)のほか、たまたま訪問していたイスラエル人とアメリカ人が凶弾に倒れた。 2人の息子で、当時まだ赤ん坊だったモーシェ(Moche)くんは、乳母サンドラ・サミュエル(Sandra Samuel)さんの機転により助かった。 ナリマン・ライト・ハウスは、凄惨な事件を伝える博物館として、「闇から光へ」をテーマとした展示とガイドを行う。 ムンバイー同時多発テロ事件では、パキスタンから(船長のアマルシン・ソーランキ[Amarsinh Solanki]氏を殺害して)ハイジャックした船で密航してきたテロリストらにより、ナリマン・ライト・ハウスの他、チャトラパティー・シヴァージー・ターミナス駅、タージ・マハル・パレス・ホテル、オベロイ・ホテル、レオポルド・カフェなどの、外国人も多く利用する施設が標的となり、176名が尊い命を奪われた。 ナリマン・ライト・ハウスのファースト階(日本式には2階)には、卵料理のシャクシュカ(Shakshuka)、チキン・シュニッツェル(chicken schnitzel)、イスラエル風サラダ、ステーキなどが楽しめる「コーシャー・ムンバイー(Kosher Mumbai)」というイスラエル料理店がオープンする予定となっている(現在宅配のみ営業中)。 なお、改装費用として2億2,000万ルピーほど不足しており、イスラエル人団体からの資金提供のほか、一般からの寄付も受け付けている。 本日最も読まれている記事 1 購入後半年で故障したフォッシルのスマートウォッチを巡る、意外な顛末 16 Sep 2019 2 ポルトガル鉄道のインターネット事前切符予約 26 Oct 2016 3 「Gully Boy」の監督がお茶の間に届けるネット配信ドラマ、「Made In Heaven」を鑑賞 19 Mar 2019 4 コグニザントで、ベンチ技術者への退職勧告対象となる期間が60日から35日に大幅短縮 26 Nov 2019 5 日本人と顔立ちがよく似た「セブン・シスターズ」北東部の女性、人種差別に立ち上がる 18 Mar 2017
ムンバイー同時多発テロ事件 ナリマン・ライト・ハウス Nariman Light House Kosher Mumbai
Yoko Deshmukh (日本語 | English) インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。 ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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