九州の玄関口、博多駅のパン店と、プネー・ムンバイを結ぶハイウェイ脇ワダパオ店と

 

Posted on 30 Nov 2019 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

一見、何の関係もなさそうなこの2つの店を比較できてしまうのは、人工知能にはできない人間ならではの発想です。



引き続き、福岡に滞在している。

先日、JR博多駅を利用した際に、駅コンコース内の大型パン店に立ち寄り、数点のパンを購入した。
そのパン店は1日中、駅利用客で賑わっているが、特に夜の閉店時間が近づくと、わたしのようなほろ酔い気分の人々や、外国人観光客でごった返している。

前回の一時帰国以来の半年ぶりに訪れてみると、レジでの会計に新システムが導入されていた。
それは、発光する専用台にパンを載せるだけで、個々のパンの形状と、おそらく重量などをもとに、機械が瞬時に合計金額を計算してくれるというもので、これにより店員さんが目視と記憶で値段を入力する手間が省かれる。
詳細は、「ITmedia NEWS」の記事を読んでみて欲しい。

「すごすぎる」――地方のパン屋が“AIレジ”で超絶進化 足かけ10年、たった20人の開発会社の苦労の物語 (1_5) - ITmedia NEWS

学生時代のアルバイト時、必死でパンや総菜の値段を覚えていたことも、今は昔だ。
なお、実物を見たのは初めてだったので心が躍った。

ところが支払いの段階になって、「当店は現金または交通系ICカード以外は受け付けていない」との驚愕の宣告が。
オイオイ...

比較したくないけど、プネーとムンバイーを結ぶエクスプレスハイウェイ(Pune Mumbai Expressway、有料高速道路)上にあるサービスエリア的な施設内にあって、ずっと昔から揚げたてアツアツのおいしいワダパオ(Vada Pav)やサブダナワダ(Sabudana Vada)を提供している「ダッタ・ワダ(Dutta Vada)」ですら、カード決済に対応しているよ。



 


上がサブダナワダ40ルピー、下がワダパオ10ルピー(価格の出典: Zomato)。
 


店内はこんな感じ。


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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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