本日は、現時点までに緊急募金している友人知人たちの活動についてご紹介したい。
まずはわが町プネーのロックダウン仲間でもあり、シャープ・インディアご駐在時代から数えるとインド在住歴も長く、日頃からインドと日本との繋がり作りのために大変な尽力をされている磯貝さんが呼びかけている、「日本アーユルヴェーダ協会」の「COVID-19救援ミッション」だ。
個人の寄付金額は一口5,000円から、目標金額は1,500万円で、インド赤十字社から各州政府に渡る仕組みとなっている。
Sewa Project -日本からインドへ- COVID-19救援ミッション|日本アーユルヴェーダ協会
次に、福岡のインド関係者で知らない人はいないであろう、「ナマステ福岡」の発起人であるダルメンドラ・クマール(Dharmendra Kumar)さんによる募金活動だ。
ある晩、NHK福岡放送の取材を受けるクマールさんをテレビでたまたま視聴したことをきっかけに、知ることとなった。
ご本人によると、こちらで集めた寄付金は、クマールさんがデリーでも主催してきた「Namaste Japan Festival」実行委員会はじめとする現地のボランティアや協力団体に渡り、必要な人々に直接、届く仕組みになっているそうだ。
ちなみにクマールさんは昨年も、デリーで行き場を失った人々への炊き出し支援のための義援金を募り、送金されている。
今回も一口あたりの最小寄付金額や目標金額は、特に決めていないとのことで、できるだけ多くの金額が集まるよう願っている。
上記はともに、第1弾の期限を今月末(5月31日)までとしている。
わたしも微力ながら貢献したい。
最後に、プネー市内各病院の病床の空き状況をボランティアが常時アップデートするシステムだ。
Covid-19 - Dashboard
プネーの人々の善意により常時更新されている「Covid-19 - Dashboard」は、「ASKSiddhi(アスクスィッディ)」の原点である「Human Search Expert」を思い出させるものだ。
インドの状況は日本でも大きく報じられており、現地に長年にわたり在住する者として重く受け止めておりながら、なかなか自分で行動を起こすことができないでいる中、難しい課題にためらわず飛び込もうとする人々を心から尊敬する。
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なお、現状に何ら役立つ情報をご提供できていない「ASKSiddhi(アスクスィッディ)」なので、せめて「在ムンバイ日本国総領事館」より日々発信されている州内の状況や州政府による措置に関する最新情報を、今後はこちらにも転載させていただきたい。
=== 以下、同掲題メールの転載 ===
※5月11日付けのメール、件名「新型コロナウィルスに関する注意喚起(マハーラーシュトラ州におけるロックダウン及び活動制限、E-Pass取得)(2021年5月11日)」
●タクシーやハイヤー等公共交通機関を利用して空港に行く場合は、旅券、Eチケット等があれば、現下の状況(ロックダウン中)であっても、通行許可証等なく移動することが可能です。
●私用車を利用して、空港へ向かう場合には事前にマハーラーシュトラ州警察オンラインポータルもしくは、最寄りの警察署にてE-Pass取得をしていただき、検問等において提示出来るよう準備を願います。
1 当館にて現下の状況(ロックダウン中)の移動制限に関して管轄警察に確認したところ、タクシーやハイヤー等公共交通機関を利用して空港へ赴く場合には、理由が証明できる書類等(旅券、Eチケット、その他業務上必要な理由を疎明する書類や社員証など)があれば、通行許可証等は必要ないとのことです。他方で、私用車を利用して空港へ向かう場合には、警察が発行するE-passを申請していただき、予め車両情報等を登録する必要があるとのことです。
2 今後、ムンバイ空港から運航される全日空便で帰国を予定されている方で、私用車の利用を検討されている方は、警察が発行するE-passを事前に取得していただき、検問の際には提示できるよう準備願います。
取得の方法については、マハーラーシュトラ州警察オンラインポータル(https://covid19.mhpolice.in/registration)から申請、もしくは、最寄りの警察署に関係書類を提出して取得することが可能です。
【問い合わせ先】
在ムンバイ日本国総領事館・領事班
電話(91-22)2351-7101
メール ryoji@by.mofa.go.jp
=== 転載終わり ==
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