初体験「チキンキーマ・ドーサ」と、チキンカレーと組み合わせる「エッグ・ドーサ」

 

Posted on 18 Jan 2020 21:00 in ASKSiddhi独断うまい店 by Yoko Deshmukh

「チキンキーマ・ドーサ」なる料理名を聞いた途端、うまそうな予感しかしません。



バンガロールの「エンパイア・レストラン(Empire Restaurant)」をご存知だろうか。



 

Empire Restaurant, Church Street, Bangalore - Zomato

新市街マハートマー・ガーンディー(MG)ロードと並走し、パブや今どきの店、そしてわれらがインディアン・コーヒー・ハウス(Indian Coffee House)などの老舗も立ち並ぶ路地裏、チャーチ・ストリート(Church Street)の入り口に建つ、ノンベジレストランだ。



 

明るい照明が照らす店内はそれほど広くないが、隅々までピカピカの清潔で、それを増幅する全面鏡の相乗効果によって、とても広々として見える。



 

前回シッダールタがバンガロールを訪問した際に偶然ディスカバーしたというこの店。
店の入り口脇にはシャワルマ用の焼き肉が回転し、周囲に香ばしい匂いを振りまきながらウェルカムしてくれる。



 

プネーではまずありつけない「チキンキーマ・ドーサ」や、かぐわしい骨付きチキンカレーのついた「エッグ・ドーサ」などノンベジ系ドーサと、フィッシュ・ビルヤーニーの「ハーフサイズ」を注文、がっつり肉や魚のタンパク質を補給した。
うちドーサは、いずれも2枚ずつ載ってきてボリューム満点だ。
ちなみにお一人様用に「クオーターサイズ」なるものも展開しているところは、時代の流れだろうか。



 

チキンキーマ・ドーサは、ココナッツミルクで調理したマイルドな辛さのキーマが、2枚のドーサの間に挟まれてやってきた(冒頭写真)。
エッグ・ドーサはぽってり厚めのドーサが2枚どんと載ったお皿に、やはり新鮮なココナッツミルクを感じさせる2椀のチキンカレーが付いてきた。



 

いずれのチキン料理もドーサにとても合い、なぜこうした組み合わせがプネーにはどこを探してもないのだろうと惜しまれる。

フィッシュ・ビルヤーニーは、骨が多めの白身魚を小粒の〇米で炊き込んであり、生臭さはまったくない。



 

わたしたちが早めの夕食を取っている間、客がひっきりなしに入ってくるし、フード宅配代行サービス「Swiggy」の配達人も頻繁に出入りしていた。

3人で満腹になって会計は700ルピー足らずというリーズナブルさ。
ドーサが発酵食品だからか、胃もたれはまったくなく、デザートもいけちゃいそうな勢いだったわが食欲が恐ろしい(さすがに遠慮したが)。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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