ASKSiddhiとわたしの2020年へ向かって
Posted on 27 Dec 2019 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh
恒星もあれば惑星もあり、衛星や小惑星もある。ホウキ星もブラックホールだってあります。
本日は2020年の目標と言うか、自らに課す予定を記したい。
来る年の夢や抱負なんて、日々を生きることにただ必死だった昨年までのわたしには考える余裕もなかった。
今年のわたしだって昨年と大して変わらず、いろいろ不備や不足、不安感や不安定はあるのだが。
よく考えたら、人は誰もがつかみどころのない悲しみを、多少なりとも心に宿しているのではないか。
「自分の人生を生きている実感」を持てないままに、日々を過ごしているのではないか。
そうでありながら、これを見つめたり、表現したりできない人がほとんどだと思う。
悩みは人それぞれであり、軽重はその人にしか測れないものだ。
わたしはASKSiddhi(アスクスィッディ)という、バズりもビジネスも意識しない場で、それを吐露するだけでなく、気持ちを整理させていただいている。
まったく豊かでもないし、将来の備えが万全というわけでもないのだが、わたしの人生の理念は、できるだけ持てるものを循環させることにある。
しかし、つい様々なモノを衝動買いしてしまったり、溜め込んでしまったりと、その対極の生活を送ってもいる。
同時に根が怠け者なので、できれば何も気にしないで心安らかに、朗らかに生きていたいという矛盾も抱え、葛藤の日々である。
そんな性質に悩み、疲れ、気づけば何もかもを断ち切ってこの世から消えてしまって楽になりたいと無意識に願っている自分もいる。
心を取り戻すための一人旅もいいが、わたしが選んだのはヴィパッサナー瞑想キャンプへの参加だ。
「生きる技」
「聖なる無関心」
日本語の公式ウェブサイトに目を通すだけでも、その言葉に心が揺さぶられている。
思えばプネーの元勤務先社長で、現在お世話になっている人工知能系企業の取締役であるA1氏が10年以上前、既に多忙な経営者の身でありながらも毎年、時間を取って参加されていた。
A1氏は当時からずっとお勧めくださっていたのだが、若いころはこうしたキャンプに参加することの意義がよく分からなかった。
というわけで2020年はどこかのタイミングで10日間、わたしは社会的な仮死状態に陥る予定だ。
その間も、ASKSiddhi(アスクスィッディ)だけは通常通り運営できるよう、先駆けて10日分の記事を仕込んでおこうと思っており、現時点で少しずつ、その準備を進めている。
そして、商売や利益はまったく考慮しない、単なる趣味としての完全非営利なサリー活動への一層の邁進。
ネットでばかり買っていないで、プネー下町のサリー商も物色して、これはという自分だけの1点を発掘したい。
可能であればプネーを拠点に活躍するニキータ(Nikaytaa)さんに来日してもらい、ワークショップを開催していただきたい。
他には、超パートタイム出勤なのに雇用してくれたAA社の業務に少しは意味のある貢献ができるよう、人工知能や機械学習に関して勉強すること。
本業の翻訳業はもちろん、今年後半から少しずつ復帰した逐次通訳業についても勉強を続けること。
仕事と私事とのバランスをうまく取り、円滑かつ体系的、効率的に日々を送るよう強く意識すること。
会いたい人には会い、やってみたいことはためらわず実行し、自分磨きを怠らないこと。
幸い、まだ年明けまでに数日あるので、行動計画を作成してみよう。
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About the author
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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