レンタルスクーターの台数、インドがダントツ世界一

 

Posted on 14 Nov 2019 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh

意外なようでそうでもないような世界一です。



世界的に急伸しているレンタルスクーター台数は、インドが米国や欧州諸国を凌ぎ世界ダントツの1位となっていることを、ドイツの電気スクーターメーカー、「Unu」の調査が明らかにした。

Bengaluru is now the scooter sharing capital of the world

データによると、インド国内でシェアリングされているスクーターの台数は2万台と、2位のスペイン1万3,500台を大きく引き離している。
そしてその大部分にあたる1万5,000台を、バンガロールが占めており、うち「Bounce」と「Vogo」という2大スクーターシェアリングアプリ開発企業の所有するスクーターがそれぞれ7,000台ずつと大部分を占めている。

全世界では2019年の1年間だけで4万1,000台増の6万6,000台に達している。

バンガロールの「Vogo」には昨年12月、ソフトバンクの資本が入る「Ola」が出資している。

交通渋滞が深刻化するインドの大都市において、スクーターのレンタル需要は年々高まっており、2大シェアリングカー運営会社、「Uber」と「Ola」もバイクやスクーターのレンタルを始めた。

ただし、ほぼ全世界のスクーターシェアリング市場が電気スクーターで占めているのに対し、インドの場合は依然としてガソリン駆動のものがほとんどだ。

「Bounce」と「Vogo」では、スクーターの台数をそれぞれ10万台まで増やす計画を立てており、ここに電気スクーターをうまく導入できるかがカギとなりそうだ。

本日最も読まれている記事
ポルトガル鉄道のインターネット事前切符予約 26 Oct 2016
購入後半年で故障したフォッシルのスマートウォッチを巡る、意外な顛末 16 Sep 2019
「Gully Boy」の監督がお茶の間に届けるネット配信ドラマ、「Made In Heaven」を鑑賞 19 Mar 2019

日本人と顔立ちがよく似た「セブン・シスターズ」北東部の女性、人種差別に立ち上がる 18 Mar 2017
不景気のインド、今年のディワーリーの買い物も控え目か 09 Nov 2019

 





          



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



Share it with


User Comments

Leave a Comment..

Name * Email Id * Comment *