マッディヤ・プラデーシュ州で数年ぶりにトラの子の出生を確認

 

Posted on 22 May 2019 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

このインドに、違法としてもトラの狩猟肉(ジビエ)の需要があるらしいということが衝撃です。*The representative image sourced from The Guardian.



マッディヤ・プラデーシュ(Madhya Pradesh)州の森林保護局では、数年ぶりにトラの子の目撃情報を報告している。
「The Guardian」ウェブ版が伝えた。

India's 'Tiger state' reports at least 11 rare cub sightings

2014年に実施された野生生物調査以来確認されたトラの子の頭数は、州内の代表的なトラ保護区であるパンナ(Panna)、ノウラデヒ(Nauradehi)、ラタパニ(Ratapani)を合わせて11頭とされている。

うちノウラデヒでは今月9日、数年ぶりに新たなトラが誕生したことを、保護にあたっている森林警察が話している。

一方今年に入ってから、主にワイヤートラップなどによる食肉用の生け捕りなどの密猟により、既に14頭のトラの死亡が確認されている。

かつて「トラの州」と呼ばれ、インド最大のトラ生息地だったマッディヤ・プラデーシュ州は、近年極めて深刻なスピードでトラを失っている。
2014年の頭数調査では308頭のトラが生息、カルナータカ州とウッタル・プラデーシュ州に次ぐ3番目の規模だったが、2016年1月以降、97頭のトラが、主に密猟者によって殺害されている。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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