シャータブディー急行の後継列車は純インド産の超近代的な高速列車

 

Posted on 14 Feb 2019 21:00 in トラベル・インド by Yoko Deshmukh

座席を回転させると会議室仕様になるなど、目を見張るような近代的列車です。*Photo from Hindustan Times



タイに来ているが、仕事は続けている。
思えばこれまで何度かタイを訪れる機会はあったが、そのたびに何かしら仕事があり、滞在の思い出とともに取り組んだ仕事の内容も思い返さずにはいられない。
昨日など、バーン・ペーからバンコクに向かうバスが故障で停車するパニックに見舞われる直前に、タイミングよく日本から着信があり、新しいお仕事をいただくことができた(たぶんちょっと後だったらしばらく電話がつながらなくなっていた可能性がある)。
仕事あってこその旅行なので、大変ありがたいことだ。

知らない土地へ行って見聞し、新たな出会いや知識、経験を得ることは、かけがえのないことだ。
海外に限らずインドも、行ったことがないところばかりなので、これからも旅を続けられるよう、健康に気をつけたい。

そんなわたしにとってひとつの朗報が、こちら。
インド最速の列車「Train 18」が、いよいよ正式運行開始まで秒読みという。
「Conde Naste Traveller」が伝えていた。

Vande Bharat Express: Speed, ticket prices, route, timings, meals and more

インドで最初に完全な国産で誕生した、この列車は、今月15日、ナレンドラ・モーディー(Narendra Modi)首相によって「Vande Bharat Express(現Shatabdi Express [シャータブディー急行] の後継)」として正式に運行を開始する。

気になる「Train 18」の最高速度だが、試験運転時に時速180キロメートルを記録したものの、商業運行では国内の線路が耐用できる時速160キロメートルで安定する見込みで、「Shatabdi Express」より最大15%ほど移動時間を短縮できるとしている。

具体例として、距離752キロメートルのデリーとヴァラナシを8時間で結ぶ。
運賃は普通車(座席)で1,760ルピーからエグゼクティブ車3,310ルピー。

このほかWi-Fi、車内エンターテインメント用LEDスクリーン、GPS追跡、バイオバキューム式トイレ、車いす用トイレ、コンパートメント間自動ドア、最新設備のミニパントリーなどが完備されている。

「Train 18」という名称の由来だが、タミル・ナードゥ州チェンナイの列車製造工場、「Integral Coach Factory」で、「コンセプトからプロトタイプまで18ヶ月という記録的な短期間で製造された」ことによるものらしい。

元の記事には列車の写真も豊富にアップされていて、最新鋭の車体であることがよく分かる。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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