日本を去る前に滞在した、休日の東京つれづれ

 

Posted on 15 Jan 2019 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

写真は浜離宮庭園に咲いていた寒緋桜。梅の花も満開でした。



近年、長めの福岡滞在を終えてインドへ帰国する直前に恒例となっている東京滞在。
今回の日程は、昨年10月はじめにムンバイー成田の航空券を予約した時点でうっかりしていて、バッチリ3連休のタイミングと重なってしまった。

しかしそのおかげで、普段とは様子のまったく異なる、のんびりとした東京の街の雰囲気を楽しむことができている。
なお、今回は宿泊先として、料金も安く空室もあったので「変なホテル 赤坂」を選んでみた。

変なホテル 赤坂 公式サイト

実際には「変」だったのはリアルな人間の動きを表現した、男女2体のロボットが対応するレセプションだけで、客室はごく普通だった。

休日の東京では、土日祝祭日になると正午から目抜き通りが丸ごと歩行者天国になる銀座で、道いっぱいに広がってそぞろ歩く観光客や買い物客たちの、平安そのものの表情を見て、前向きなエネルギーをたっぷり吸収した。
そして中心部の公園や神社仏閣巡りを堪能、梅の花の可憐な開花を目にして、乾燥した寒さが一層厳しくなる候の東京にも、春が着実に近づいていることを感じた。

また日曜日晩に開催したティーパーティーも、休日の中日だったからこそ大勢の人たちが時間を気にせず集まることができたのだと思う。
そして、みなさまがお付き合いくださったおかげで、たくさんの出会いや再会に恵まれてとてもうれしい。

さて、本記事が公開されるころには、ムンバイーからプネーへの帰路にあるだろう。

長い日本滞在を終え、これまでとは異なる感慨を抱くに至ったわたしは、今年こそ時間を設けて自分なりのインドの味わい方や、インドとの向き合い方を見つけたい。



寒い中、世間の休日を尻目に働く人たちがいる。
 

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※Twitterで @Calcutta_Bombay さんがありがたいコメントつきで共有してくださった記事へのアクセスが急増。





    



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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