コンノート・プレイスは、イギリスが東南アジア地域の植民地で建設した建物、特にショップハウスに特徴的な、「ファイブフット・ウェイ(Five-foot Way)」と呼ばれるベランダ回廊が、しっかり踏襲されています。
つまり、長屋のように連なった建物の1階(インド式にはG階)部分の外側に、一定の幅で張り出す共通のベランダを設けてアーケード状にすることで、モンスーンの急な雷雨や、乾季の強烈な日差しを避けて、人々が通行できるように工夫しているものです。
※参考資料「シンガポール謎解き散歩」
※それぞれの写真は、クリックすると別画面が開いて拡大表示できます。

コンノート・プレイスの広場の佇まいは、まるでインド人観光客であふれた欧州の街。

シンガポールでは「ファイブフット・ウェイ」と呼ばれているベランダ回廊です。
本当によくできています。
そういえばプネでも、古くからある街並みである、
ラクシュミー・ロード(लक्ष्मी रोड)やMGロード(महात्मा गांधी रोड)で、
同じような構造の建物が並んでいます。

このダンキン・ドーナッツは、もしやインド1号店かな?
いまやダンキン・ドーナッツは、プネにすら進出しています。

8月末で雨季も終わりに差し掛かり、今にも雨が降りだしそうな空ですが、
気温は暴力的とも言えるぐらい蒸し暑かったです。

大きなインド国旗がはためく、コンノート・プレイス中央の広場。
この広場、いろいろいわくがあるのだそうですね。
実はコンノート・プレイスには、おいしくて爆安の西洋菓子屋さん、創業1929年の老舗「Wenger's」を目当てに訪れたのでした。
その話は、また次回。
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