憧れのコンノート・プレイスは広くて暑くて現役だった

 

Posted on 27 Feb 2016 23:30 in トラベルASKSiddhi by Yoko Deshmukh

ガイドブックの、デリーの項には必ず詳しく掲載されているコンノート・プレイス。一体どんなところなんだろうと想像だけはどんどん大きくなっていました。



コンノート・プレイスは、イギリスが東南アジア地域の植民地で建設した建物、特にショップハウスに特徴的な、「ファイブフット・ウェイ(Five-foot Way)」と呼ばれるベランダ回廊が、しっかり踏襲されています。

つまり、長屋のように連なった建物の1階(インド式にはG階)部分の外側に、一定の幅で張り出す共通のベランダを設けてアーケード状にすることで、モンスーンの急な雷雨や、乾季の強烈な日差しを避けて、人々が通行できるように工夫しているものです。
※参考資料「シンガポール謎解き散歩

※それぞれの写真は、クリックすると別画面が開いて拡大表示できます。


コンノート・プレイスの広場の佇まいは、まるでインド人観光客であふれた欧州の街。
 


シンガポールでは「ファイブフット・ウェイ」と呼ばれているベランダ回廊です。
本当によくできています。
そういえばプネでも、古くからある街並みである、
ラクシュミー・ロード(लक्ष्मी रोड)やMGロード(महात्मा गांधी रोड)で、
同じような構造の建物が並んでいます。
 


このダンキン・ドーナッツは、もしやインド1号店かな?
いまやダンキン・ドーナッツは、プネにすら進出しています。
 


8月末で雨季も終わりに差し掛かり、今にも雨が降りだしそうな空ですが、
気温は暴力的とも言えるぐらい蒸し暑かったです。
 


大きなインド国旗がはためく、コンノート・プレイス中央の広場。
この広場、いろいろいわくがあるのだそうですね。

実はコンノート・プレイスには、おいしくて爆安の西洋菓子屋さん、創業1929年の老舗「Wenger's」を目当てに訪れたのでした。
その話は、また次回。
 

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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