写真もたくさん撮ったし、手帳には日記をびっしりと書き込んでいたのに、あれから旅行記が手つかずのまま。
わたしにとっては、デリー珍道中は、とっておきの思い出でもあるので、少しずつ写真とともに記録しよう。
それにしても半年を経たいま、思い返してみても、さすがデリーは地方都市プネとは大違いの、本物のメトロポリスだ。
以前に書いた通り、メトロの運行状況はもちろん、街の規模や行き交う人々の人種の多様性にいたるまで、まるで外国を旅行したようだった。
気候も、8月中旬の雨季終わりかけであったとはいえ、プネとは比べものにならない蒸し暑さに驚いた。
標高は、デリーがおよそ200メートル、プネは600メートルと、大きく変わらず、かつ緯度はデリー(28.6度)の方がプネ(18.5度)より10度も高いのだが、地形上の特徴の違いなのか、雨季の間中は、緑の涼に包まれ、とても過ごしやすくなるプネとは違っていた。
インドの広さを肌で実感するのであった。

ドワルカ駅前で客待ちする、赤いおしゃれなオート
1日デリー観光に出掛けたのは、3泊4日のデリー滞在2日目。
実はこの日、2人の所持金は400ルピー未満、しかも口座のある「アイシーアイシーアイ・バンク(ICICI Bank)」のATMが滞在先だったドワルカ(Dwarka)のホテル周辺、少なくとも歩いて至れるところには1軒もなく、大変な金欠だったので、タクシーをチャーターした安全・安心のシゲタ・トラベルの運転手さんにお願いして、ほうぼうのATMに寄ってもらい(なぜかアイシーアイシーアイのATMだけ、なかなかない)、なんとか現金を確保したのだった。
現金がないと、後払いだけど1日周遊タクシー代、1800ルピーも支払えないもんね。
そんな幕開けだったデリー観光、まずはもちろん、ラージパト通り詣でから。
※それぞれの写真は、クリックすると別画面が開いて拡大表示できます。

政治の中心というより、どこかの大学のキャンパスのよう。

一般人が停車して撮影することは許されないので、動く車の中から見た、
大統領官邸「ラシュトラパティ・バヴァン(राष्ट्रपति भवन)」

たなびくインディアン・フラッグ。そしてラージパト通りのハイライトと言えば...

ラシュトラパティ・バヴァンから見るインド門と...

反対側のインド門から見るラシュトラパティ・バヴァンだろう。
その名の通り、入口「インド門」から見るラージパト通りはまるで、
「国家の中枢テーマパーク」だ。
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