注目しています:女性の自立と活用を手助けするオンライン・ブティック

 

Posted on 12 Feb 2020 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

仕事がうんと詰まっており少しヘロヘロ気味のわたしを癒してくれるひとときは、インスタグラムでいろいろなサリーの巻き方を眺めることと、インドのオンラインショップでかわいい服を物色することです。



「いっぱい服を持っているのに、つい新しい服を買ってしまう病」に人知れず苛まれている。
狭いわが家、他のモノは所有も購入もままならないが、服(と化粧品)なら限られたスペースにもなんとか収納できると脳が判断しているのか、気に入った服が予算に見合っていたら、つい見境なく買ってしまう。

それでも、先日ニキータ(@nikaytaa)さん主催による、サリーの歴史と巻き方を学ぶワークショップに参加し、持続可能なファッションについて考えさせられたこと、それから先日、ネットフリックス(Netflix)でハッサン・ミナージ(Hassan Minhaj)氏のスタンダップ・コメディー、「Patriot Act」の「Fast Fashion」回を視聴し、服1枚の製造および廃棄にかかる膨大な資源について学んだことから、深く反省するに至っている。
オスカー賞授賞式のジェーン・フォンダさんではないが、服も買い控えなければ。

と、そんなわたしの心の中を見透かし、嘲笑うかのように、ソーシャルネットワークの広告に次のオンラインショップがたびたび表示されるようになった。

Buy Exclusive Handcrafted Designer Dress, Ladies Kurtas _Okhai Store – Okhaistore

このショップの存在は、昨年ごろにおそらく「The Better India」などのネットメディアで目にして知っており、関心を寄せていた。

商品の素材に採用しているのは、インドの伝統的なミラーワークやパッチワーク、刺繍などの細やかな手作業。
ここに、手先の器用な農村部や地方都市に住む女性たちを雇用し、自立を支援する仕組みを取り入れると同時に、消費者にも求めやすい価格で商品を提供することを目指す、巨大複合企業タタ系機関、「Tata Chemicals Society for Rural Development(TCSRD)」が立ち上げた事業だ。
自宅や作業所で働く、こうした女性職人は賃金が保証(作業時間に応じて500~1万ルピー超)されるため、生計が立てやすくなっている。

本日あらためて見てみたら、すごくいい感じの服がファブインディアぐらいの値段で並んでいる。
当然、天然素材の衣類や雑貨類ばかりなのだが、ひとつひとつの商品に施された技術(ブロックプリントとか、ミラーワークとか)なども記載されており、買い物をしながら学ぶこともできる。

2点ほど欲しい服があるので、さっそく買ってみようかな(オイオイ)。

「Okhai」インスタグラムアカウント
 


というわけで予告通り、1着購入してしまった。
サイズ感は少し大きめで、また初めて着る前に念のため、
色止めをしておいたほうがよさそうだ。
わたしはAmazon.inで調達した、
MAHAVIR Colour Fix for Clothes and Garments」という商品を使っている。
 

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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