2日連続で、インド産アーユルヴェーダ系コスメ「Himalaya」商品の使用感レビューをして調子に乗り、本日はもうひとつのインド産美容・健康アイテム、「Organic India」のトゥルシー茶（Tulsi Tea）商品ラインナップのうち、かなり変わり種と思われる「Tulsi Cleanse」をご紹介したい。

「トゥルシー（ホーリーバジル）」の薬効については、以下の記事が詳しい。

ホーリーバジル(トゥルシー)の効果・効能とは？副作用はない？ - HORTI 〜ホルティ〜 by GreenSnap

もちろんわが家にも、義父が持ち込んだ鉢植えのトゥルシー木がある。

思えばトゥルシー茶との出会いは、元勤務先の社長から贈られた上に、その効果や効能について、熱心な手ほどきを受けたことがきっかけだった。
ところが若かったわたしはいまいちその良さに気づけず、せっかくいただいたトゥルシー茶も長らく冷凍庫に放置され、文字通り完全凍結していた。

時を経て健康上の懸念もいろいろと出てき始めるお年頃となってきた数年前、福岡で知り合った有名ワインバー、「ラタフィア（Ratafia）」オーナーの吉村智美（よしむら・ともみ）さんから再び啓蒙を受け、飲み始めたところ、癖のないさっぱりとした風味に虜になり、以来、自宅には欠かさず常備している。

カフェインが入っていないので、わたしは日課としている晩の足つぼマッサージ後、白湯代わりにいただいている。

前置きが長くなったが、純粋トゥルシー茶「Tulsi Original」と比較しても、「Tulsi Cleanse」は独特の苦みが割と強烈に舌を刺激してくる。
トゥルシーと一緒に入っているのは、ショウガとターメリックのほか、Bhumyamalaki（Phyllanthus niruri）、Kalmegh（Andrographis paniculata）、Katuki（Picrorhiza kurroa）とある。

幸い、日本の販売代理店ページに、それぞれの日本語名があった。

トゥルシークレンズ（ウコンブレンド）６個セット【正規輸入品】 ｜トゥルシー専門店トゥルシトゥルシ

「Bhumyamalaki」とは日本では「フィランサス」と呼ばれ、肝臓の疾患に薬効がある植物のようだ。

「Kalmegh」は「センシレン」で、やはり肝臓に有効なハーブ由来の成分だ。

sensinren（センシンレン）とは _ AGP化粧品

「Katuki」は「コオウレン」で、生薬として知られている。

生薬の玉手箱 【胡黄連（コオウレン）】 - 株式会社ウチダ和漢薬

上記リンクでは、「中国では『開宝本草』に初収載されており、胡（イランなど西域）の黄連という字義から、シルクロードを介してもたらされた薬物の一種と考えられます。」という記載があり、伝来の歴史は非常に興味深いものがある。

最近めっきり飲酒量が減ったわたしにとっては、過剰なまでの肝臓および腎臓へのケアになっているのかもしれないが、この苦味は慣れるとけっこう癖になり、おいしくいただいている。

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