「カフェ・コーヒー・デイ(CCD)」が素敵なコワーキングスペースプランを展開

 

Posted on 14 Jan 2020 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh

ちょっと前には夢のまた夢だった、「カフェにパソコンを持ち込み仕事をする」という行為が、あっという間にスタンダードになり、そうした時代の流れには驚くばかりです。



「Business Standard」で、インドの老舗コーヒーチェーン「Cafe Coffee Day(CCD)」が、asset-lightなco-working platformの「myHQ」と提携し、現在展開中の物件をそのままコワーキングスペースとして開放するとの話題を、メンバー限定の記事で目にした。

CCD starts giving out outlets as co-working spaces: Is the model scalable?

今、すでに展開の始まっているデリーの物件の料金を見てみたら、びっくりするほどの安さだ。

Cafe Coffee Day - Quiet Work Friendly Cafe With Wifi and Plug Points in Janpath , Central Delhi

Cafe Coffee Day - Quiet Work Friendly Cafe With Wifi and Plug Points in Janakpuri , West Delhi

月20日間利用するとして「20 VISITS」プランが4,499ルピーだが、これには4,000ルピー分の食事券(Food Credits)が含まれているというから、実質的にはスペースの賃料にコーヒーやスナックの無料券が付いている、という破格さ。
わたしのように気まぐれな人には「5 VISITS」プラン1,249ルピーが用意されていて、これにも1,000ルピー分の食事券が付いてくるという太っ腹ぶり。

ちなみに「CCD」のコーヒー1杯の値段は、わたしがいつも注文するアメリカーノ(ブラックコーヒー)で150ルピーぐらい。
フード系はあまり頼んだことがないのだが、DineOutのメニューをチェックしてみたら、いずれも100〜200ルピー前後とリーズナブルなので、普通の人はおそらく月4,000ルピー分も使い切れないだろう。

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フリーランスという働き方やあえて人を増やさない小規模事業者、そうした人々を吸収するコワーキングスペースは今、インドでも幅広い世代に支持されており、今後の動向が非常に気になるところだ。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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