プネーは既に、コワーキングスペースの激戦区だった。
先週、プネーに初めて開所したウィーワーク(WeWork)の施設を見学し、詳細なプランを伺ったところだ。
ウィーワーク・プネーの内覧会に参加、そこはフリーランスの夢が詰まった空間だった
そしてその3日後に、われらがサリーの女王、ニキータ(Nikaytaa)さんのご紹介で、プネーで最もアツいと考えられるインドブランドの巨大コワーキングスペース、「ナインティーワン・スプリングボード(91 Springboard)」を少し見せてもらった。
Coworking Space in Yerwada, Pune_ Office Space for rent - 91springboard
ここは何と言っても、料金が圧倒的に良心的である。
決まったデスクがなく空いた場所を利用する「Hot Desk」が5,999ルピーと、ウィーワークの3分の2程度。
またプライベートルームですら月8,499ルピー、専用デスクですら6,999ルピーでウィーワークの「Hot Desk」より安い。
さらに1日プランも490ルピー、月12日プランなども用意されているので、自分のニーズに合わせて柔軟に借りることができる。
また、わたしの場合は自宅から至近なので、どこかへ外出する日も気軽に立ち寄れる好立地にある。
詳細は記事の下の方に料金表のスクリーンショットを貼り付けている。
元家具店の広大な店舗スペースを2フロア分、そのまま活用している。
時間がなかったので個々のプライベートルームまでは確認できていないが、専用デスクはほぼ埋まっており、かなり活気がある。
毎週木・金の夕方には軽いネットワーキングイベントのようなものを企画しており、わたしが訪れた日もたまたま木曜日だったため、(わが家の近所にある人気ピザ店「Baked & Wired」から)30インチの巨大なピザが次々と運ばれてきていた。
ただし、もともとショッピングモールだった建物を改装していることもあり、建物は若干老朽化しており、またエレベーター運搬効率が非常に悪いので、通勤時には裏側の階段を利用した方がよい。
ウィーワークが「大手MNC(多国籍企業)のオフィス内」を再現しているとすれば、ナインティーワン・スプリングボードは「典型的なインド大企業のオフィス内」そのままで、実際にわたしが2012年初頭まで勤めていた会社のオフィスを思い起こさせ、懐かしい気持ちに浸った。
どちらがいいかは好み次第であるが、気まぐれなわたしは、せっかくのフリーランサーとしての特権を最大限活用し、1カ所に決めないで毎月いろいろな施設を利用してみてもいいのかな、などと考えてもいる。
ナインティーワン・スプリングボードに至る空中通路。
家具店時代に見覚えがある。
エントランス脇の共用スペースには簡単なカフェテリアもあって、
チャーイやコーヒーと軽食を楽しめる。
このバンマスカ(Bun Maska、トーストバター)はとても美味。
料金表。黄色に変色していて見づらく恐縮である。
料金に含まれるもの。
インド全土のナインティーワン・スプリングボード施設を利用可能。
プネーのスタッフ陣。
左上のプラガティさんにはニキータさんとの写真を撮ってもらったが、
とても感じのよくプロフェッショナルな印象の方だった。
プネーの他にはバンガロール、デリー、グルガオン、ゴア、
ハイダラーバード、ムンバイー、ナヴィ・ムンバイー、ノイダに拠点あり。
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