2019年末から2020年始まで長々とお邪魔した日本に、しばしさようなら

 

Posted on 06 Jan 2020 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

安定しているようで不安定な、最も落ち着きがない気持ちの、このひと時です。



この記事をほとんどの皆様がお読みのころには、2カ月あまりの日本滞在を終えて出国し、わたしはインドに戻る機上にあるだろう。

2011年11月に父が亡くなって以来、ひとり暮らしになってしまった福岡の母の、年越しは日本でという気持ちを尊重し、年末年始を含めた1~2カ月ほどは毎年、日本で過ごすようになった。
そして日本とインドとの往復や、クレジットカードポイントでのマイルが割と貯まっているので、この1、2年は特典航空券を利用して母のチケットを手配してあげ、新年が明けると一緒にインドに戻っている。
今回は5年の観光ビザが取れたとあり、今後は母のインド渡航がもっと楽に便利になるのだろう。

母は渡印すると1カ月ほどをプネーで過ごしている。
とは言え、わたしもシッダールタも仕事がめいっぱいで忙しく、ほとんど構っていられない中、各方面の語学力等ほぼゼロの母だが、現在のところは異なる環境での生活をただ楽しんでいるようで、ひとまず安心している。

今回の一時帰国の幕開けは、なんといっても大切な友人のひとり、す~さんが、ディワーリー体験も兼ねた2週間あまりのインド滞在日程の帰路を、わたしのムンバイー・成田ANA便に合わせてくれたので、成田行きの機中は機内食にあ~だこ~だ言ったり、イケメン談議に興じたりといった、いつもとは全然違う、しゃべり倒しの女子旅状態の数時間を、ともに過ごしたことだ。

実はちょうどす~さんのプネー滞在と時を同じくして、仕事を山のように抱えてしまい、常に緊張状態にあったため、せっかくす~さんがわが家を訪ねて来てくれた日も、ゆっくりお話しする時間がなかったので、帰りのフライトは、ことのほか楽しみにしていたのだった。

なおディワーリー休暇も、昨年は諸事情により、通年ほぼ強制されているマハーラーシュトラ州東部の田舎町、アコラ(Akola)のシッダールタ実家行きを免除されるという、棚からぼたもち的ゴールデンな特例ディワーリーをゆっくり堪能できる絶好の機会だったはずなのに、仕事に埋もれてほとんど祝いらしき祝いをしていない。
唯一、ディワーリーを機にプネーをちょろっと訪れたムンバイー在住のTちゃんと何とか都合をつけて会い、短時間だったがマシンガントークに興じることができた。

そんなドタバタ極まりないプネー滞在から脱出してきたこともあり、今は戻れることが楽しみでもあり、不安でもある。

さて、平行移動してきた日本でも、11月中旬のプネー人工知能会社CEOの福岡ご訪問への対応から、11月と12月との2度の大阪訪問と、12月中旬の東京訪問など、楽しく充実し、さまざまな人にお目にかかり刺激を受ける日々だった。
一方で、じっくりと腰を据えて読書したり物事を考えたりする時間が、あまり取れておらず、心の中にそこはかとない虚しさがじわじわと広がっている。

インドと日本、プネーと福岡、2つの町で交互に仕事もしながら滞在するという生活は、幸運な人でないとできないだろう。
それはとてもとても深く自覚している。
しかし、あくまで自分らしく、しっかりと生活のコントロールを握って、日々を過ごせるように早くなりたい。

近年のわたしにとっては、西暦の年末年始よりも、この一時帰国後にインドに戻る前日こそが、1年の振り返りのきっかけになっている。
願わくば、小さくともタネを蒔き続け、少なくとも自分の周囲の人々に、何らかの花や実を咲かせるお手伝いのできる人生を送ることができたらいいな。

また、ふらりと日本に帰国してきた折には、よろしければ構ってください。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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