インドで今、最も需要の高い職種とは

 

Posted on 30 Dec 2019 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh

もはや「ソフトウェアエンジニア」という呼称はなくなりつつあるのかな。



2020年のインドで最も求められているのは引き続き、デジタルテクノロジーや人工知能(AI)、機械学習(ML)、自然言語処理(NLP)、ロボット工学、ブロックチェーン、データアナリティクス、AWS、データサイエンス、データ可視化、モノのインターネット(Internet of Things、IoT)などの新時代テクノロジーの専門知識に通じた人材であり、企業によっては最大2倍の増員が見込まれていると、「Economic Times」が、バンガロールの人材派遣会社Xphenoが手掛けた報告書として報じていた。

Companies are looking to hire digital, new age technology professionals in 2020

コスト圧力と不安定な事業環境を受けて、多くの企業が雇用削減を検討している中、特殊専門知識とされる新時代のスキル「トップ10」だけでも、2020年向けの求人数は、スタートアップや多国籍企業(MNC)を合わせて6万件を少し上回る。

こうしたスキルを持つ人材の年収水準は300万ルピーから1,000万ルピーまでと幅がある。
特に現在520件の有効求人数が見られるAI、データサイエンス、AWS、アナリティクスの年収は、500万ルピーは下らないようだ。
前述のスキルを持ち合わせる新卒者向けの求人件数は4,500件あまりに達する。

アクセンチュア(Accenture)、キャップジェミニ(Capgemini)、IBM、デル(Dell)、エヌビディア(NVIDIA)などの大手企業が提示する年俸水準が特に高い。

求人数は前年比35~60%増、データサイエンスやMLは100%超の増加となった。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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