オンタイムに記録しそびれていたのだが、「福岡サリーパーティー」に続き、このクリスマスには実家の母と来日中の夫、そして今年プネーを訪問された母の友人も誘って、設立1周年を迎えた春日市のベンガル料理店、「インディアンスパイスファクトリー」を再訪していた。
今年はじめに企画した新年会で同店を初めて訪れて以来、すっかりファンになってしまった夫や母にせがまれての再訪で、正直に言って当初は、葛西の「レカ」での「東京サリーパーティー」を筆頭として、日本に帰ってきてまで短い期間立て続けにインド料理を摂取することに消極的な気持ちではあった。
しかし、だからと言って和食店や肉料理などの店に行きたいのか、と問われると、インディアンスパイスファクトリーに行くことを考えた時ほどの「胸のときめき」を感じることはなく、改めてわたしの生活には、スパイス料理がすっかり幅を利かせていることを再確認せざるを得なかったわけである。
なお、インディアンスパイスファクトリーの味は、単なるインド料理の枠を超え、食材やスパイスのバランスを絶妙にかんがえて作られたグルメであって、わたしのようにインドに住んでいる者でも新鮮な気持ちでいただくことができる、と考えている。
とは言えこの日、さすがにターリーは遠慮して、冒頭写真のとおり素焼きの器で炊き上げた、手間暇かかった「フィッシュビルヤーニー」をオーダーした。
他の3人はもちろん、ここぞとばかりにスペシャルかつボリューム満点の「クリスマス・ターリー」を賞味していた。
クリスマス・ターリーの内容と、新たに赴任されたシェフ。
フィッシュビルヤーニーはバスマティ米に〇の切り身とゆで卵を炊き込んだ豪華なもので、付け合わせのライタもちょうどよい塩梅。
とてもおいしくて、3人にちょっとずつ味見してもらっただけで、残りは気づいたら胃袋の中に消えていた。
厨房では2カ月前から赴任してきたベンガリのシェフが忙しくテキパキと立ち働き、中山さんご一家やスタッフがあうんの呼吸でサポートしていた。
そしてわたしにとっては何と言っても、オーナーで「西のサリー番長」である祥子(さちこ)さんや、スタッフのサリーの着こなしが超絶に可愛くて、それを鑑賞させていただくこともこの店を訪れる大きな楽しみのひとつなのである。
現在、同店では祥子さんの目利きで選んだ、コットン、リネン、シルクなどの上質な天然素材の垂涎のサリーたちが、ポップな色合いのものからぐっと落ち着いた大人っぽいものまで、幅広く取り揃えていらっしゃる。
しかも価格は4,000円ぐらいから9,500円ぐらいまでと、比較的手頃だ。
福岡だけでなく、日本国内を見渡しても天然素材でハイセンスなサリーを入手できる場所はそうないので、関心がある方はぜひ、訪れてみてはいかがだろうか。
さらに同店では今後も定期的に「サリー会」を開催される予定ということなので、SNSページなどをフォローしてマメにチェックされたい。
クリスマス特別ターリー。
わたし以外の全員(60代と70代婦人含む)が完食。
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