ムンバイーで人工知能サミット開催、インドでの未来を垣間見る
Posted on 24 Nov 2019 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh
勉強あるのみです。
人工知能(Artificial Intelligence、AI)業界の傾向や課題、利害関係者の関心にまつわる議論や戦略策定を行うサミットが22日、在ムンバイー米国総領事館の総領事を主賓として「全米インド輸入業者評議会(United States India Importers’ Council、USIIC)」の主催で行われた。
Summit gives a peek into future of AI in industry
USIIC会長で「Aiipltech Pvt. Ltd.」社社長(Managing Director)のアール・ケー・ピライ(R. K. Pillai)氏
AIは適切に組み合わせることで、事業の効率と柔軟性を向上し、プロセスを加速し、場合によっては自己最適化も可能になる。
デヴィッド・ランズ(David J. Ranz)総領事は基調講演の中で、AIはインド国内の諸問題、特に医療、教育、貧困緩和、安全保障の分野に革命を起こし、インド経済のゲームチェンジャーになり得ると語った。
また、ムンバイーのビジネススクール、「NMIMS University School of Business Management」のパリトーシュ・バス(Dr. Paritosh C. Basu)上級教授は、職業的懐疑心、ブロックチェーン技術、人工知能、デジタル変換のケーススタディを紹介した。
続いて、「Kokilaben Dhirubhai Ambani Hospital」で腎泌尿器外科と再建手術科を率いるサンジャイ・パンデイ(Dr. Sanjay Pandey)医師が、医療分野における人工知能の成長可能性に言及、AIの支援を受けて手術を執刀した時の様子を撮影した動画を上映、精度が大幅に向上し、患者の予後も良好だったと説明した。
シーメンス・エンジニアリング・サービス(Siemens Engineering Services (India))インド代表のアジンキャ・バウェ(Dr. Ajinkya Bhave)氏は制御システムと機械学習について実演しながら講演、例えば自動車製造業がAIの導入により、道路上で実際に遭遇する予期せぬ事態も考慮に入れた開発が行われている実情についてテストした動画を披露するなどした。
本日最も読まれている記事
1 購入後半年で故障したフォッシルのスマートウォッチを巡る、意外な顛末 16 Sep 2019
2 ポルトガル鉄道のインターネット事前切符予約 26 Oct 2016
3 「Gully Boy」の監督がお茶の間に届けるネット配信ドラマ、「Made In Heaven」を鑑賞 19 Mar 2019
4 プネー人工知能企業社長の福岡初訪問記:第1日目その1、「行軍」 17 Nov 2019
5 プネー人工知能企業社長の福岡初訪問記:Growth Pitch@FGN 18 Nov 2019
About the author
|
|
Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
|
User Comments