先日、たまたまテレビで国産自動車メーカー、タタ(TATA)が発売した電気自動車のCMを見かけた。
インドの「自動車不況」の原因である、政府による車税やガソリン税の値上げの一方、電気自動車に関しては免税や有料道路の料金値下げなどの優遇措置が講じられている。
そこで、インドの電気自動車市場はどうなっているのかググってみたところ、現在国内市場で流通している電気自動車と、その価格についての記事が見つかった。
Top Electric-Hybrid Cars You Can Buy in India: Tata Tigor EV, Hyundai Kona and More
まずは、2大普及モデルと考えられるマヒンドラ(Mahindra)とタタ(TATA)だ。
Mahindra e2O Plus、(デリー店頭価格、以下同)60万7,000ルピー
タイプ – 電気
インド初の安価な電気自動車「Maini Reva」を製造したレヴァ(Reva)を買収したマヒンドラが開発した4人乗り電気自動車。
フル充電で80キロメートルまで走行できる。
Tata Tigor EV、94万4,000ルピー(貨物用)、125万9,000ルピー(自家用)
タイプ – 電気
電気セダンで、フル充電で213キロメートルまで走行可能、インド自動車調査協会(Automotive Research Association of India、ARAI)の認証を受けている。
用途に応じてXE+、XM+、XT+などの車種がある。
バッテリー容量は21.5キロワットで、充電ポイントは2カ所あり、急速充電とAC充電の両方に対応している。
その他、海外メーカーの電気自動車として次の車種が展開されている。
Hyundai Kona Electric、237万1,000ルピー
タイプ – 電気
Toyota Camry、372万3,000ルピー
タイプ – ハイブリッド
Toyota Prius、450万9,000ルピー
タイプ – ハイブリッド
Volvo XC90 T8 Excellence、1,270万ルピー
タイプ – ハイブリッド
BMW i8、2,620万ルピー
タイプ – ハイブリッド
Lexus India、531万8,000ルピーから
参考記事:
Lower toll for EVs on the cards to push green mobility
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