マック・カフェまでレベル急上昇、インドはコーヒー天国に

 

Posted on 24 Sep 2019 21:00 in ASKSiddhi独断うまい店 by Yoko Deshmukh

コーヒーと言えば激甘のフィルターコーヒーかネスカフェが定番だったころが、はるか昔のことのようです。



いつの間にか、スターバックスコーヒーやカフェコーヒーデイ(Cafe Coffee Day)だけでなく、いたるところの店で提供しているコーヒー、つまり日本でもおなじみのブラックコーヒー(Americano)とか砂糖なしのカプチーノ、カフェラテ、最近の流行りだとオーストラリア生まれの「Flat White」などの、コーヒー好きのためのコーヒーが、大体どこで飲んでもおいしくなっている。

本日はひさしぶりにマクドナルド(मैकडॉनल्ड्स)で食事した時に、マック・カフェ(McCafe)でカプチーノ(もちろん甘くない)も一緒にいただいたが、とてもコクが深い本格的な味わいになっていて驚いた。

また自宅でも気軽に、本物のおいしいコーヒーを淹れて楽しめるようになっていることは、先日お伝えした通りだ。

ブルー・トーカイ・コーヒー(Blue Tokai Coffee)がプネーでのコーヒージプシーに終止符☆

以来、わたしはコーヒー豆が切れそうになったらワン・オー・エイトに赴いて欠かさず入手し、朝の1杯は日本から持ち込んだハンドミルで挽きたてを味わい、至福のひと時を満喫している。
なお、上の記事にも記載のとおり、ブルー・トーカイ・コーヒーの豆はネットショップでも購入できる。なお、オンラインで購入できるインド産コーヒー豆は、ブルー・トーカイ・コーヒー(Blue Tokai Coffee)のほかにも、「The Flying Squirrel」などもあった。

Buy Coffee Online India - Fresh Roasted Coffee Beans Online

Wikipediaの「Coffee production in India」によると、コーヒーがインドに伝わった時の伝説的な逸話がある。

ババ・ブーダン(Baba Budan)という16世紀のスーフィー聖者が、メッカ巡礼の帰途、イエメンでこっそり入手した7粒のコーヒー豆を顎髭に隠して現カルナータカ州マイソール(Mysore)に持ち帰り、標高1,829メートルのチャンドラギリ・ヒル(Chandragiri Hills)で栽培したことが始まりという。

ややデータが古いが他にもWikipediaによれば、インドにおけるコーヒー生産は現在も、南部のカルナータカ州とケーララ州、タミル・ナードゥ州に集中している。
時代を経て1970年代には、インドにおけるコーヒー生産高は飛躍的に伸び、1980年までの10年弱でほぼ2倍の12万トンに到達、その後1980には年間平均4.6%、1990年代になると30%を超える成長を続け、ウガンダに続く世界第2の成長率を記録した。

現在、コーヒー生産者は25万件を数え、うち98%を占めるのは10ヘクタール未満の小規模農家という。

インドで生産されるコーヒーの70~80%は輸出用で、主な輸出先はイタリアだが、国内での消費量も飛躍的に伸びている(1995年の5万トンから2008年の9万4,400トン)。
最も栽培されている品種はアラビカ(Arabica)とロバスタ(Robusta)。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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