みんなが大好きな、ゴア。
年間70万人の観光客が訪れるゴア州は、酒類にかかる税金が他州と比較して低いため、お酒好きな人にとってはパラダイスだ。

そんなゴアで、さらに安くビールを楽しめる方法があるという。
「News 18」が伝えた。

You Can Now Exchange Cigarette Butts and Bottle Caps For Free Beer in Goa - News 18

それは、ビーチでゴミ拾いし、「Waste-Bar」と呼ばれる交換所に持ち込むと、環境保護努力の対価として無料のビールを受け取ることができるというもの。

このキャンペーンは先月30日より、ビーチの緊急救援サービスなどを提供するドリシュティ・マリーン（Drishti Marine Private Limited）とゴア州政府観光産業局が展開している。

具体的にはビール1本の対価は、ビール瓶キャップ10個分、またはタバコの吸い殻20本分と、意外とお安い。
交換は、バガ・ビーチ（Baga Beach）にあるバー、ザンジバル（Zanzibar）などで応じている。

Zanzibar - Zomato

「ビーチはきれいになり、また社会に貢献したという満足感がビールの味をさらに爽やかなものにしてくれるとして、両者に都合がよいキャンペーンだ」ドリシュティ・マリーン社では説明している。

使用済みプラスチック製ストローを回収しても、カクテルや冷えたビールと交換できるとしている。
「Waste Bar」に賛同する店舗は、今後数カ月間に順次、増やしていく予定だ。

ゴアではビーチでビールを飲む行為に対して2,000ルピーの罰金がかかることがある。
一方、散乱するビール瓶や、足に刺さったら危険なキャップなどのゴミ拾いに協力すれば、無料でビールが楽しめるのであれば、どちらの行動を取るべきかは明確だ。

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