「ムトゥ」と「パッドマン」が共演するあの新作映画、インドと世界で大好調

 

Posted on 11 Dec 2018 21:00 in エンターテインメント by Yoko Deshmukh

あの「パッドマン」が本作ではこんな姿になっています。



今年、2018年の日本は、昨年末からの「バーフバリ 王の凱旋」の超ロングラン上映から完全版上映、そして年末の「パッドマン 5億人の女性を救った男」全国上映、そして「ガンジスに還る(Mukti Bhavan - Hotel Salvation)」に至る、インド映画が激アツだった。

インド映画、大豊作!『バーフバリ』から『ガンジスに還る』まで続々公開 - Cinema Cafe

その上、1998年公開と同時に日本を席巻した、タミルのスーッパルスター、ラジニカーント(Rajinikanth)さん主演の「ムトゥ 踊るマハラジャ(Muthu)」の4K&5.1chデジタルリマスター版も公開中とあり、ラジニ様人気が再燃しそうだ。

そんな中、昨年末には政界進出すら宣言し、まだまだ現役で活躍するラジニカーントさんと、「パッドマン」のアクシャイ・クマール(Akshay Kumar)さんが主演の最新作、「2.0」ヒンディー語版が、公開から2週目の11日目で、2018年に発表された映画4位の興行収入を記録したことを、NDTVが伝えていた。

2.0 (Hindi) Box Office Collection Day 11: Rajinikanth's Film Is 4th Highest Earning Movie Of 2018, Actor Thanks Fans - NDTV

ヒンディー語映画のインド国内および海外での興行収入に関する情報を提供する「Box Office India」が発表したところによると、「2.0」は公開から11日目にあたる10日までに16億4,000万ルピーの興行収入を上げており、ランヴィール・カプール(Ranveer Kapoor)主演の伝記映画、「Sanju」(34億2,000万ルピー)、ディーピカー・パドゥーコーン(Deepika Padukone)主演でインド国内で賛否両論が巻き起こった歴史映画「Padmaavat」(30億2,000万ルピー)、そしてサルマン・カーン(Salman Khan)主演のアクション・スリラー「Race 3」に次いで4位となっている。

なお、「2.0」の全世界興行収入は既に50億ルピーに達している。
「世界中の観客に感謝している。この功績は、制作会社『Lyca Productions』とシャンカル(Shankar)監督、プロデューサーのスバスカラン(Subaskaran)氏、そして技術チームの努力の賜物に他ならない」ラジニカーントさんはスーッパルスターらしいコメントを残している。

「2.0」は同じくラジニカーントさん主演、シャンカル監督の手掛けたOO年の映画、「Enthiran」の続編で、(いずれもラジニカーントさんが扮する)博士とそのロボット、チッティ(Chitti)が、アクシャイ・クマールさん演じる共通の敵パクシラジャン(Pakshirajan)に立ち向かうというストーリーだ。


公式トレイラー


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Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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