プネーのMITワールドピース大学の学部生らがレベル3の無人自律型バギーを開発

 

Posted on 18 Aug 2021 21:00 in インド科学技術 by Yoko Deshmukh

設立10年あまりの比較的新しい大学ですが、教育レベルの高さに定評があります。写真は数年前、デリーのDwarka Sector 10駅前で見かけた「ラストマイル人力車」です。



プネーの私立大学であるMITワールドピース大学(MIT World Peace University)の機械工学学部、電子工学部、および電子通信学部の学部生らから成る研究グループが、人工知能を用いた「無人自律型」電動四輪車(バギ​​ー)の開発に成功したと話題になっていた。
「NDTV」電子版に記事を見つけた。

Pune Students Make "Driverless" 4-Wheeler Using Artificial Intelligence



 

ガネーシュ・カカンディカル(Dr Ganesh Kakandikar)教授の指導下で学生たちが今回、電動バギーを開発した背景には、将来的には一般の乗用車にも応用することで、ドライバーによる人的ミス(ヒューマンエラー)が引き起こす死亡や傷害、物損などの事故を減らすことがある。
近年のインドにおける年間の交通事故死亡者数は15万人前後を推移しており、まさに「交通戦争」のただ中にある。

研究開発に関わった学生たちの説明によれば、バギーは低電力なBLDCモーター(参照: Renesas)を使用したレベル3の高度な自律性(参照: 国土交通省 [PDF])に基づき運行している。
バギーへの電力供給はリン酸鉄リチウム電池が担い、ステアリングとスロットル、ブレーキは、リーダー(leader)カメラ、マイクロプロセッサ、自動アクション制御システム、および各種センサーを搭載した上で、無数のAIおよびMLアルゴリズムを使用して制御されている。

現状モデルの出力は3キロワットで、充電には4時間、最大40キロメートルの距離を走行でき、農業、鉱業、輸送などの産業用途のほか、メトロ駅から近隣の目的地までのラストマイル輸送や空港、ゴルフ場、大学構内などでの使用も想定している。

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なお、現状に何ら役立つ情報をご提供できていない「ASKSiddhi(アスクスィッディ)」なので、せめて「在ムンバイ日本国総領事館」より日々発信されている州内の状況や州政府による措置に関する最新情報を、今後はこちらにも転載させていただきたい。

=== 以下、同掲題メールの転載 ===
※8月11日付けのメール、件名「日本における新たな水際対策措置(インドからの入国者に対する指定施設での待機期間変更)」


●8月14日(土)午前0時以降にインドから日本に入国する全ての方は,検疫所が確保する宿泊施設での待機期間がこれまでの10日間から6日間に変更となります。

1 8月11日,日本政府は,新たな水際対策措置として,8月14日(土)午前0時以降にインドから日本に到着する全ての方に対し,検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)での待機期間をこれまでの10日間から6日間にすると発表しました。8月13日(金)にインドを出発し,14日(土)に日本に到着する場合は,本件措置の対象となります。
また,入国日の翌日から起算して3日目,6日目に改めて検査を行い,いずれの検査においても陰性と判定された方については,検疫所が確保する宿泊施設を退所し,入国後14日間の残りの期間(8日間)をご自宅等で待機していただくことになります。
(例:土曜日に日本に到着された方は,日曜日が1日目,火曜日が3日目,金曜日が6日目となり,3日目,6日目に検査が行われます。これらの検査で陰性の場合は,6日目の金曜日に指定施設での待機が解除され,残りの8日間をご自宅等で待機していただくことになります。)

ご参考:全ての入国者に共通の措置(厚生労働省ホームページ:水際対策に係る新たな措置について)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

2 今回の待機期間変更に伴い,空港からの移動手段,指定施設での待機後の待機場所,空港での海外在留邦人向けワクチン接種の予約を変更する必要がある方は,御注意ください。
なお,海外在留邦人向けワクチン接種の予約をしている方で,予約を変更またはキャンセルされる方は,予約日の前日まで以下の特設予約サイト上で変更またはキャンセルすることができます。体調不良等で接種当日にキャンセルされる場合は,コールセンターへ御連絡ください。

【特設予約サイトURL】
https://mar.s-kantan.jp/mofa-v-u/
【海外在留邦人向けワクチン接種事業に関するお問い合わせ先(コールセンター)】
電話 ○日本国内からかける場合:03-6633-3237(有料)
   ○海外からかける場合:(+81)50-5806-2587(有料)
もしくはSkype上でmofa-vaccine-QA@asiahs.com(無料)
 (日本語:月曜~日曜8時~20時(日本時間),英語:月曜~金曜9時~18時(日本時間))
メールアドレス:mofa-vaccine-QA@asiahs.com


 

【問い合わせ先】
在ムンバイ日本国総領事館・領事班
電話(91-22)2351-7101
メール ryoji@by.mofa.go.jp
=== 転載終わり ==


☆本日の1曲☆






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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