ナシックの少年、シュリナガルからカニャークマリまで3,600キロメートルを自転車で走破
Posted on 27 Nov 2020 21:00 in インドスポーツ by Yoko Deshmukh
想像を絶するチャレンジですが、その驚異的な日数を見ると、不可能ではないのかもしれないと思えます。
マハーラーシュトラ州ナシック(Nashik)の18歳の少年が、ジャンムー・カシミール州シュリナガル(Srinagar)からタミル・ナードゥ州カニャークマリ(Kanyakumari)まで、総距離3,600キロメートルを自転車で走破、8日7時間38分というインド縦断最速記録を樹立した。
「NDTV」電子版が伝えた。
Nashik Boy Cycles From Kashmir To Kanyakumari In 8 Days, Sets Record
記録を達成したのはオーム・マハジャン(Om Mahajan)さん。
もともと短距離を得意としてきたが、次第に持久力サイクリングに関心を抱くようになったという。
インドがロックダウン入りしてからは「(要説明)レースアクロスアメリカ(Race Across America、RAAM)」への参加を目指してトレーニングを開始した。
コロナ禍がなければ11月に開催される予定だったRAAM予選で600キロメートルを走破するより、もっとすごいことに挑戦しようと思い立った。
同ルートのインド縦断自転車走行のギネスブック記録は、叔父であるマヘンドラ・マハジャン(Mahendra Mahajan)氏によって初めて確立され、その後8日9時間で走破したLt Col Pannu氏が破った。
オームさんは「眠ることや休憩することすら贅沢だった」と厳しい行程を振り返る。
なお、マハジャン家は持久力サイクリングの名門と見られ、父のヒテンドラ氏は叔父のマヘンドラ氏とチームを組み、2015年のRAAMで勝利を手にしているほか、Golden Quadrilateralで最速ライド記録を確立している。
オームさんはパンデミックさえなければ、今年米カンザス州の大学でスポーツマネジメントを学ぶ予定だったが、「気持ちを切り替えてトレーニングに専念した」と話している。
もちろん次なる挑戦は地球上で最も過酷なサイクルレースとされるRAAMで、4,800キロメートルを12日以内に走破することだ。
ただし今はカニャークマリの海辺で、時計を見ずのんびりと、旅の疲れを癒しているとまとめてあった。
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なお、現状に何ら役立つ情報をご提供できていない「ASKSiddhi(アスクスィッディ)」なので、せめて「在ムンバイ日本国総領事館」より日々発信されている州内の状況や州政府による措置に関する最新情報を、今後はこちらにも転載させていただきたい。
=== 以下、同掲題メールの転載 ===
※11月6日付けのメール、件名「全日空(ANA)による成田発ムンバイ着臨時便の運航」
●全日空(ANA)では、インド航空当局の許可を取得することを前提に、インド政府が設定したエア・バブルに基づく便として、11月28日に成田発ムンバイ行の臨時便を運航することとなりました。なお、今回は成田発ムンバイ行のみ旅客便として運航するため、ムンバイ発成田行きの旅客便の運航はしないとのことです。
●ANAによれば、同便の予約受付・販売は既に開始しているとのことです。
●今回から、航空会社のウェブサイトでの予約受付・航空券購入が可能となっています。
●なお、日本外務省はインドについて「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」の感染症危険情報を発出しています。インドへの渡航を検討される場合は、インドにおける感染状況を踏まえ、渡航の必要性や時期について慎重に御検討ください。また、インド政府の外国人の入国に関するガイドラインに御留意願います。
在留邦人の皆様へ
全日空(ANA)による成田発ムンバイ着臨時便が運航されることになりましたところ,お知らせします。なお、本件照会については、今までと同様に当館お問い合わせ先(在ムンバイ日本国総領事館、電話: (91-22)2351-7101,
email:ryoji@by.mofa.go.jp)までご連絡いただければ幸甚です。
1 全日空(ANA)では、インド航空当局の許可を取得することを前提に、インド政府が設定したエア・バブル(新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策としてインド政府が実施している国際定期旅客航空便の飛来禁止措置の例外措置)に基づく便として、11月28日に成田発ムンバイ行の臨時便を運航することとなりました。なお、今回は成田発ムンバイ行のみ旅客便として運航するため、ムンバイ発成田行きの旅客便の運航はしないとのことです。
2 ANAによれば、同便の予約受付・販売は既に開始しているとのことです。
なお、今回から、航空会社のウェブサイトでの予約受付・航空券購入が可能となっています。
空席状況、航空券の予約・購入方法等については、ANAウェブサイトをご確認ください。詳しくは、ANAにお問い合わせください。
(ANAウェブサイト)
https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/
(ANAお問い合わせ先)
ANAムンバイ支店予約担当:bomrsvn@ana.co.jp(営業時間<インド時間>:9:00-18:00)
※英語/日本語での受付となります。
※上記の臨時運航便以外についてのお問い合わせ先は以下の通りです。
電話: (インド国内)000800-100-9274 ※24時間対応 ※通話無料
(インド国外)+81-3-4332-6868 ※24時間対応 ※有料
3 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、インド政府よりインド到着旅客に関する情報の提出が義務付けられています。ANAによれば、インドへの航空券を予約・購入された方は、出発の48時間前までに、必ずANAムンバイ支店予約担当に渡航に際し必要な情報の連絡が必要となるため、以下のANAからのお知らせを必ずご確認ください、とのことです。
(ANAからのお知らせ:各地域への入国条件変更/インドへ渡航のお客様へ)
https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/notice200501/#immigration
4 日本外務省はインドについて「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」の感染症危険情報を発出しています。インドへの渡航を検討されている邦人の皆様におかれては、インドにおける感染状況を踏まえ、渡航の必要性や時期について慎重に御検討ください。
(新型コロナウイルス感染症に関する皆様へのお願い:当館ホームページ)
https://www.in.emb-japan.go.jp/PDF/20200929_Coronavirus_j.pdf
また、以下のインド内務省入国管理局ホームページに、現在入国できる査証カテゴリーや査証取得手続き、事前の自己申告フォーム等の提出、入国後の自主隔離等、外国人の入国に関するインド政府のガイドラインが掲載されていますので御留意願います。
(インド内務省入国管理局ホームページ該当部分)
https://boi.gov.in/content/advisory-travel-and-visa-restrictions-related-covid-19-1
(各種情報が入手できるサイト)
インド政府広報局ホームページ
https://pib.gov.in/indexd.aspx
インド保健・家庭福祉省公式ツイッター
https://twitter.com/MoHFW_INDIA
インド入国管理局ホームページ
https://boi.gov.in/
在日インド大使館ホームページ
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/index_jp.html
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
首相官邸ホームページ:新型コロナウイルス感染症に備えて
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
=== 転載終わり ==
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Yoko Deshmukh
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インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
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