14日間の自主隔離生活で気づいたことを軽くメモ

 

Posted on 20 Nov 2020 21:00 in トラベルASKSiddhi by Yoko Deshmukh

こちらのホテルは「Go To」のおかげで14泊15日で5万円台という破格で泊まることができましたが、ない前提で見ていた時も8万円代と、思っていたよりも滞在費用を抑えることができる点も魅力でした。



10日にエア・インディア臨時便で日本に入国後、わたしは今、成田空港から南西に7キロほどのところにあるJR・京成成田駅近くのホテル「ミートイン成田」に滞在し、2週間の自主隔離中である。
検疫からは毎日、体温と体調を確認するメールが来ている。
何も症状が出なければ、24日には実家のある福岡に向けて移動する予定だ。

マスクをしっかりかけて、手指の消毒をこまめにしつつ、コンビニ(駐車場を挟んで隣のアパホテル1Fローソンが最寄り)やスーパーマーケット(イオンタウン富里)、時には気分によってファストフード店へ食料などを買いに出るついでに散歩をしている。
その日の気分や直感で食べたいものをいろいろと選べるところも、便利な成田駅周辺の宿にしてよかったと思った点だ。

ちなみに食事をウーバーイーツ(UberEats)で注文し、フロントで受け取ってもらうこともできる。
ダウンロードして見てみたら「餃子の王将」など、安いが1人ではなかなか入らないような店もラインナップされていて心惹かれる。
駅前の塚田農場などの居酒屋も配達してくれるようだ。
しかし、厳格なロックダウン下のインドから来た身としては、可能な限り動きたい気持ちもあって、結局利用しないままだった。

なお、買ってきたご飯やお惣菜、弁当などを温めるための電子レンジは、2Fコインランドリー場に設置してあるものの、なんせたった1台しかないので、時間帯によっては列ができていたりする。
コンビニ飯の場合は食べる直前に買いに行き、お店で温めてもらってから持ち帰ったほうがよさそうだ。

フロントの方によると、朝食付きプランを予約した人については、毎朝ドアの前に弁当箱入りの朝食を置いてくださるそうだ。

「イオンタウン富里」2Fには100均もあるので、今や日本でも買い物の必需品となったエコバッグや、ハウスキーピングが入らないため汚れがちな客室内を簡単に掃除するもの(粘着テープローラーなど)を初日に調達した。
もちろん値段さえ気にならなければ、わざわざ買いに出なくてもアマゾンなどで注文し、フロントに届けてもらうことができる。

「ミートイン成田」から徒歩15分ほどのところに成田山新勝寺や成田山公園などの景勝地があり、今が紅葉の盛りで大変きれいだ。
わたしが公共交通機関を利用できないため、わざわざ東京方面から訪ねて来てくれた友人と、ソーシャルディスタンスを取りつつの散策を楽しんだ。

通信は、インドのAirtel SIM(Post-paid)を1か月間ローミング契約してきた。
3,999ルピーでインドおよび海外と500時間まで通話可能、インターネットは5GBまで使用可能。
ホテルのインターネットは時間帯によって遅いため、ローミングであることをある程度忘れて、テザリングやビデオ通話などの贅沢な使い方ができた。

ホテルは昨年建ったばかりのようで、設備が新しいところもよかった。
フロントや時折ホールですれ違うハウスキーピングの方々は皆様とても感じよく、笑顔で挨拶してくださるので、人に会うこともままならない孤独な隔離生活も、心温かく過ごすことができる。
最終日にお世話になったささやかなお礼として、「イオンタウン富里」の「おかしのまちおか」でお菓子を買ってきてお渡ししようと思っている。

なお、客室の窓は少し開けられるので、空気の入れ替えができるのは助かる。
ただしわたしの泊まっている3Fは、特に夕方になると、ホテル内の飲食店から漏れて来るニオイが割と気になる。

部屋が狭すぎて少々息苦しくなるが、どこかのカフェや喫茶店で仕事をするわけにもいかない点は辛い。
それでも幸いわたしには仕事があるので時間は順調に消化できているが、そうしたものがない人はだいぶ退屈だろう。

コインランドリーの利用時は、洗濯ネットがあると便利だ。

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なお、現状に何ら役立つ情報をご提供できていない「ASKSiddhi(アスクスィッディ)」なので、せめて「在ムンバイ日本国総領事館」より日々発信されている州内の状況や州政府による措置に関する最新情報を、今後はこちらにも転載させていただきたい。

=== 以下、同掲題メールの転載 ===
※11月6日付けのメール、件名「
全日空(ANA)による成田発ムンバイ着臨時便の運航

●全日空(ANA)では、インド航空当局の許可を取得することを前提に、インド政府が設定したエア・バブルに基づく便として、11月28日に成田発ムンバイ行の臨時便を運航することとなりました。なお、今回は成田発ムンバイ行のみ旅客便として運航するため、ムンバイ発成田行きの旅客便の運航はしないとのことです。
●ANAによれば、同便の予約受付・販売は既に開始しているとのことです。
●今回から、航空会社のウェブサイトでの予約受付・航空券購入が可能となっています。
●なお、日本外務省はインドについて「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」の感染症危険情報を発出しています。インドへの渡航を検討される場合は、インドにおける感染状況を踏まえ、渡航の必要性や時期について慎重に御検討ください。また、インド政府の外国人の入国に関するガイドラインに御留意願います。

在留邦人の皆様へ

 全日空(ANA)による成田発ムンバイ着臨時便が運航されることになりましたところ,お知らせします。なお、本件照会については、今までと同様に当館お問い合わせ先(在ムンバイ日本国総領事館、電話: (91-22)2351-7101,
email:ryoji@by.mofa.go.jp)までご連絡いただければ幸甚です。

1 全日空(ANA)では、インド航空当局の許可を取得することを前提に、インド政府が設定したエア・バブル(新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策としてインド政府が実施している国際定期旅客航空便の飛来禁止措置の例外措置)に基づく便として、11月28日に成田発ムンバイ行の臨時便を運航することとなりました。なお、今回は成田発ムンバイ行のみ旅客便として運航するため、ムンバイ発成田行きの旅客便の運航はしないとのことです。

2 ANAによれば、同便の予約受付・販売は既に開始しているとのことです。
 なお、今回から、航空会社のウェブサイトでの予約受付・航空券購入が可能となっています。
 空席状況、航空券の予約・購入方法等については、ANAウェブサイトをご確認ください。詳しくは、ANAにお問い合わせください。
(ANAウェブサイト)
https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/

(ANAお問い合わせ先)
ANAムンバイ支店予約担当:bomrsvn@ana.co.jp(営業時間<インド時間>:9:00-18:00)
※英語/日本語での受付となります。
※上記の臨時運航便以外についてのお問い合わせ先は以下の通りです。
電話:     (インド国内)000800-100-9274 ※24時間対応 ※通話無料
        (インド国外)+81-3-4332-6868 ※24時間対応 ※有料

3 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、インド政府よりインド到着旅客に関する情報の提出が義務付けられています。ANAによれば、インドへの航空券を予約・購入された方は、出発の48時間前までに、必ずANAムンバイ支店予約担当に渡航に際し必要な情報の連絡が必要となるため、以下のANAからのお知らせを必ずご確認ください、とのことです。
(ANAからのお知らせ:各地域への入国条件変更/インドへ渡航のお客様へ)
https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/notice200501/#immigration

4 日本外務省はインドについて「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」の感染症危険情報を発出しています。インドへの渡航を検討されている邦人の皆様におかれては、インドにおける感染状況を踏まえ、渡航の必要性や時期について慎重に御検討ください。
(新型コロナウイルス感染症に関する皆様へのお願い:当館ホームページ)
https://www.in.emb-japan.go.jp/PDF/20200929_Coronavirus_j.pdf
また、以下のインド内務省入国管理局ホームページに、現在入国できる査証カテゴリーや査証取得手続き、事前の自己申告フォーム等の提出、入国後の自主隔離等、外国人の入国に関するインド政府のガイドラインが掲載されていますので御留意願います。
(インド内務省入国管理局ホームページ該当部分)
https://boi.gov.in/content/advisory-travel-and-visa-restrictions-related-covid-19-1

(各種情報が入手できるサイト)
インド政府広報局ホームページ
https://pib.gov.in/indexd.aspx
インド保健・家庭福祉省公式ツイッター
https://twitter.com/MoHFW_INDIA
インド入国管理局ホームページ
https://boi.gov.in/
在日インド大使館ホームページ
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/index_jp.html
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
首相官邸ホームページ:新型コロナウイルス感染症に備えて
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
=== 転載終わり ==


☆本日の1曲☆






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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