インド全土21日間自宅退避(Lockdown)3日目のプネーより、チャパーティーをおいしくする提案

 

Posted on 27 Mar 2020 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

これを追加するだけで、ほんのり甘くてじゅわっと味わい深くなることはもちろん、焼いてから時間が経っても、冷蔵庫に保存しても、固くなりにくいです。



首相発表によれば21日間ということだが、相手が新型ウイルスということもあるし、インドでもあるし、実質的には出口の見えない自宅退避生活で、唯一の楽しみと言えばやはり食事であろう。

本日は、マハーラーシュトラ州の食生活に欠かせないチャパーティー(マラーティー語でपोळ्या)について、「あくまでわたしにとっての」こだわりを語ってみる。

普段であればチャパーティー作りの女性(マウシ、मावशी、伯母の意味もあるが、親しみを込めて「おばさん」と呼び掛ける時にも使う)が毎朝来宅して作ってくれるのだが、現在はお休みいただいているので、自分で作る。
マウシが作る時は、生地を捏ねてから1枚分ずつに丸め、めん棒で延ばす際に各面に油をたっぷり塗るスタイル。
実はわたしはこのスタイルのチャパーティーが苦手で、せいぜい2枚ぐらいしか食べない。

自分で作る時には、アター(कणिक)を捏ねる前にひとつまみの塩、まではマウシと同じだが、さらに小さじ半分未満の砂糖も加える。
これは、午前中の仕事を開始する前に生地(गोळा)を捏ねておくため、昼食時に焼くまでに4時間ぐらい寝かせることを想定し、ひょっとしたら発酵パワーでおいしくなるかも、との狙いである。

砂糖を加える以外の工程は、大昔にご紹介した、次の作り方そのままである。

ASKSiddhi.com チャパティ
※マラーティー語のチャパーティー、ポリの英語スペルは「PoliまたはPolya」である。
※我ながら、写真付きで丁寧にご紹介しているので、よろしければぜひご覧ください。
 


ちなみにチャパーティーの下にあるパン(बिट्ट्या)は、なかなか手が込んでいる。
アターを捏ねてから寝かせ、丸めるところまではチャパーティーと同じ。
その丸めた生地を圧力鍋で熱したものを、油やギーでこんがりと焼く。
クッキーとパンの中間のような食感で、大変おいしい。
義妹がお裾分けしてくれた。
 

なお、現状に何ら役立つ情報をご提供できていない「ASKSiddhi(アスクスィッディ)」なので、せめて「在ムンバイ日本国総領事館」より日々発信されている州内の状況や州政府による措置に関する最新情報を、今後はこちらにも転載させていただきたい。

※3月27日付けのメール、件名「」

=== 以下、同掲題メールの転載 ===

=== 転載終わり ===


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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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