ふだん、どちらかと言えばモー〇ー首相は支持してない派だが、今回全国民に呼び掛けた「Janata Curfew」、別名「みんなでやってみよう、外出禁止令ごっこ」は、今インドに一番必要な措置であり、英断だった※。
その「Janata Curfew」を呼び掛ける20日の首相声明にあった、「22日午後5時からは5分間、感染の危険を冒して仕事を続けている航空会社職員、清掃員、フードデリバリースタッフ、列車やバス、オートリクシャーの運転手、政府職員、警察官、そしてジャーナリストたち(राष्ट्र रक्षक、国の護持者たち)に感謝の気持ちを込めて、自宅バルコニーから拍手を送りましょう」と呼び掛けるメッセージは、とてもいいものだなと思う。
Take part in ‘Janata Curfew’ and add strength to the fight against Coronavirus
17時きっかりに、わが団地でもみんなが手を叩き、鍋や釜を叩き、敷地内寺院の鐘を鳴らした。
SNSでも多くの人がその瞬間の模様をシェアしており、それぞれ壮観で、国民すべてがともに苦境を共有している仲間である、との一体感を演出する効果もあるのだな、などと感じた。
そこでわたしは、拍手の代わりにインド国家をピアノで演奏することにした。
すぐに弾けるコードCの簡単バージョンを、YouTubeで見つけた。
3年前の独立記念日の時に弾いてみたものと同じだった。
とても簡単なバージョンで、楽譜が読めなくても演奏できるようになっていたので、誰でも気軽に試せる。
いろいろ見ていたら、なかなかいろいろなピアノアレンジがあって興味深い。
あまりにファンキーすぎやしないかい編
ハンサムガイ on グランドピアノ編
ピアノじゃないけどさすがの迫力、泣く子も黙る「SOI(Symphony Orchestra of India)」編
次の機会のために練習しておこう。
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