たまにはテレビを消して、気分転換しよう

 

Posted on 17 Mar 2020 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

写真は今一番行きたい、リスボンのロシオ広場です。ポルトガルも隣のスペインで感染者が爆増していて、当分は渡航できなさそう。行きたいところには行ける時に行かないとね。



連日、新型コロナウイルスのインドと日本、そして世界中への感染状況とそれに対する各国の対応や、わが街プネーでの様々な商業施設の営業制限や外出自粛の呼びかけを見ながら、ずっと根を詰めて仕事をしていたら、少し胸が苦しくなって呼吸が浅くなった。

しかも、ちらっと「このまま倒れたら」と頭をよぎった時、まっさきに心配になったのが今担当している複数の案件の行方で、そんな自分に我ながら泣ける。
身から出た錆でもあるんだけど。

2016年末のポルトガル旅行で出会った、リスボンのペドロさんが数日前、「新型コロナウイルスは、今まで地球上でやりたい放題に振る舞ってきた人類への警告である」というようなことを投稿していた。
わたしも、そう思う。

そこで本日は、重苦しい気分を少し軽くするための策として思い切ってニュースを切り、好きな音楽をかけて、今一番やりたいことや、自分のどこが幸運だと思えるかを10個、リストアップして、気持ちに平安を取り戻そうと思う。
みなさんにもおすすめしたい。

1. 1日中、時間を忘れてピアノを弾きたい
2. 1日中、時間を忘れて小説を読みたい
3. 1日中、時間を忘れてネットフリックスを観たい
4. 1日中、時間を忘れていろんな勉強に没頭したい
5. 期間を決めないで一人旅に出たい
6. 世界大不況の兆しが見える中にありながら仕事に恵まれている
7. 某社の試験に4年越しにチャレンジしたところ合格
8. 外出規制が解除されたら行くところ(会社)がある
9. 周囲に家族がいる
10. 一人暮らしする日本の母は今のところ元気である


1~4は、時間さえあれば外出自粛中の今でもできることで、いかに時間管理が下手かを痛感させられる。
そして10個リストしただけで、自分の置かれている状況がいかに恵まれているのか、これが戦争だったらどれほど過酷な環境であったかに想いを至らせ、今は世界中の人々とともに早い収束を祈るしかないと改めて納得している。

とは言え、精神的ストレスが一番身体によくないので、散歩に出て季節を感じ、感染症の影響で自分よりも大変な境遇にいる人に、何かできることはないかを考えたい。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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