ロンドン・コレクションで、インド各地から集めた17種の織りのサリー姿を披露

 

Posted on 18 Feb 2020 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

一方、少しずつ気温が上昇してきたプネーは、毎日サリー日和の到来です。



今月15日、開催中のロンドン・コレクション(London Fashion Week 2020)では「インディア・デー(India Day)」が設けられ、バラエティー豊かなサリーに身を包んだモデルたちがランウェイを歩いた。

Saree storm on the London Fashion Week 2020 runway

これはロンドン・コレクション史上初の試みで、在ロンドン・インド高等弁務官事務所(High Commission of India, London)とインドの名門ファッションスクール、インターナショナル・インスティチュート・オブ・ファッションデザイン(International Institute of Fashion Design、INIFD)、そしてロンドン・スクール・オブ・トレンズ(London School of Trends)が共催した。

「サリーを愛するあまり、ついたくさん所有してしまいがちだ。しかしサリーを買う時はいつでも、汗水たらして作ったインドの職人のことを思わずにはいられない」と語る、「サリーの熱狂的愛好者」と自認する高等弁務官、ルチ・ガーンシャム(Ruchi Ghanshyam)氏を筆頭に、いずれのサリーも高等弁務官事務所職員からの借用で、「サリーの持つ持続可能性」を改めて示した。

Saree dazzles during 'India Day' at London Fashion Week

ショーでは3,500万人を超える雇用を創出し、国内GDPの4%を占めるインド最大の繊維産業についても触れ、モデルたちは南はタミル・ナードゥ州カーンジーヴラム(Kanjivaram)織り、北はフルジェリ(Phuljari)織り、カシミール(Kashmiri)織り、西はマハーラーシュトラ州パイタニ(Pathni)まで、インドを代表する17通りの織りによる、華やかなサリー姿を披露した。

その模様はロンドン・スクール・オブ・トレンズが発信しているインスタグラム投稿で一部、見ることができる。



メイキングと観客のサリー姿に注目


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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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