プネーで人工知能会社AA社を経営し、実は100人ぐらいの超優秀なデータサイエンティストたちを束ねる凄腕の経営者であるA2氏。
この度、東京での出張からインドへ戻る帰路に、わたしからの執拗な「Fukuoka Call」を受け止めてくださり、初めて福岡の地を訪れてくださることになった。

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さて、A2氏福岡ご訪問のハイライトは、インド人工知能（Artificial Intelligence、AI）に興味のある方々向けに、AA社のプレゼンテーションという形式で概況をお話しすることで、その知識の一端に触れていただくというコンセプトの交流会だ。

このための会場として、わたしには福岡市中心部の薬院で、吉村智美（よしむら・ともみ）さんという超プロフェッショナルで深い知識と広い経験を持つ有名ソムリエが経営するワインバー、「ラタフィア」以外には思い浮かばなかった。

ラタフィア

吉村さんとのやり取りは、まだプネーにいた10月中旬から始まったのだが、A2氏ご訪問日程に合わせて、いち早くお店を押さえておいてくださり、メニュー等のご提案もいただいたので、当日のことはもうその時点でまったく心配なくなった。
それだけではなく、ご自身の人脈から心当たりのある方にお声をおかけくださっており、日本への一時帰国前後に押し寄せる仕事ラッシュでまったく余裕のなくなっていたわたしにとって、神様のような存在だった。

当日、駆けつけてくださったのは福岡で知らない人のいない、他の日本語学校とは一線を画し世界中から立場も職業も年齢も幅広い生徒を集める大人気の日本語学校、「WAHAHA Japanese Language School」の経営者で、福岡の飲み仲間でもある前川順子（まえかわ・じゅんこ）さん。
別名「福岡のスーパーネットワーカー」と勝手に命名させていただいているだけあって、とても幅広い人脈をお持ちなだけでなく、行動範囲も驚異的だ。
順子さんは同校で学ぶ技術系の学生たちにも積極的に声をかけてくださっていたので、当日はメキシコ人の生徒Mさんもお越しくださり、A2氏に熱心に質問していた。
さらに順子さんは1週間ほど前に偶然、A2氏の母校でもあるハワイ大学を出張で訪問していたこともあり、同氏とキャンパス話などで盛り上がっていた。

そして同じく飲み仲間で、昨日に引き続き忙しい中、都合をつけて顔を出してくださった外科医Rさん。
3年ほど前には休暇を割いて、プネーにも訪ねて来てくれた。
さすが現役の医師という立場からA2氏の提案するソリューションの価値を実感してくださっていたようで、活発に質問され、専門家の立場から貴重な意見を述べられていた。
Rさんは、何をいつ、どんな形で発案して話しても、大げさなくらい大絶賛してくれ、激励してくれ、そしてこの日のように最大限応援してくれる、わたしのチアリーダーだ。
Rさんに「きっとできるよ！」と言われると、不可能は何もないと思えるから不思議だ。
それはA2氏も、同じように感じていたに違いない。

そのほか、長年ネット上では時々コミュニケーションを取っていたが、実際にお目にかかったのは今回がほぼ初めてというカナダ人の映像プロデューサーで技術者のMさんと、まったくの偶然に（これもすごいことだが）参加されたMさんの妻で、大手保険会社勤務のYさん、Yさんを誘ってくださった福岡市職員のTさん、そして、多様な人脈を誇る吉村さんがご紹介くださった、黎明期に大学で専攻されてからのAI歴30年、現在は情報技術（Information Technology、IT）系企業を経営されているNさんがお越しくださった。
結局、お店の大きなテーブルに座りきれて、A2氏のプレゼンテーションに全員が耳を傾けられる、ちょうどよい数の厳選された人々に収まったことになる。

AA社の事業について、プネーで何度かN社の来客向けに非公式な形での通訳に参加したことはあったものの、この日は公式な形でA2氏の通訳をさせていただく初めての機会となった。
緊張したが、あんなにダラダラと勉強していたにも関わらず、業務内容など割と頭に入っていたのでだいぶ助かったし、勉強の大切さを改めて実感することになった。

たった2日間だが、実は今年の8月ごろに出会ったばかりのA2氏と行動を共にしてみて、本性が垣間見えてがっかりする、というようなことは皆無であった。
あくまで腰は低くて紳士的、時々お茶目な面も覗かせてくれるが、仕事の話になるとキリっと切り替わり、分かりやすいよう相手の反応を注意深く見ながら、静かに論理的に説明される、謙虚で有能で魅力たっぷりなCEOであることがよく分かった。

長年お慕いしているA1氏に加えて、A2氏ならびにAA社、およびA1氏とA2氏が経営に関わる周辺AI企業の一層のファンになった。
短い人生の中で、このような方々と出会えたことの奇跡的な幸運を噛みしめている。
これからも「勝手に応援団」として、事業のご成功とご発展はもちろんのこと、お2人の幸福と健康、ご長寿をも陰ながら祈っている次第である。

ASKSiddhi（アスクスィッディ）では、AA社、A1氏、A2氏など、社名と個人名をマスクしてお伝えしているが、プネーで既に日本とも密に提携している人工知能企業に興味のある方は、わたくし宛てにお気軽にご連絡くださったらうれしい。
直接おつなぎしたい。

プネーAA社CEO、A2氏の福岡初訪問記、完。

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