本日は時間が限られているので、ひとまず2日間の総括として、AA社のA2氏訪問は、「縁」が繫いだもの、そのものであったとまとめたい。

大手日本企業複数社が資本提携する、インドはもちろん世界中から熱い注目を集める人工知能企業がプネーにある。
その名はAA社（もちろん仮名）。

そのAA社を率いる、エネルギー満ち溢れる敏腕経営者がA2氏である。
A2氏が福岡訪問を決めてくださった10月初旬の時点で、すぐにわたしはまず、福岡で親しくしているキーピープルに連絡を取った。
彼らの反応があまりにも迅速かつ歓迎ムードいっぱいなものだったため、わたしはそのままの温度でA2氏滞在予定の2日間にわたって、できるだけ多くの人々と出会えるよう交流会を組み立てることにした。

しかし、参加に名乗りを上げる人は、当初ほとんどいなかった。
つくづくコネやスキル、人望をはじめとする、自分のないない尽くしを呪ったが、お忙しい日程の最後、疲れもピークに達しているだろうタイミングで、福岡に来てくださるという決断を下されたA2氏に無駄足を踏ませるわけにはいかない。
きつい納品スケジュールの合間を縫ってイベント情報を英語と日本語で用意するだけではなく、慣れないネットワーキングイベントにできるだけ都合をつけて参加した。
知らない人に話しかけるのは、いくらアルコールの力を多少借りているとはいえ、なかなかに難儀し、結局は話しかけたい雰囲気を持った人に的を絞ってアタックしたのだったが。

「序章」としておきながら恐縮だが結論から言うと、今晩、機上の人であるA2氏の福岡訪問は大成功だったと言える。

それは、営業時間外でも交流会のために快くお店を開けてくださった方、交流会告知情報をSNS上でシェアしてくださった方々、A2さん訪問に先駆けて、たくさんの有益な情報を教えてくださった方、ある交流イベント会場で出会い、まったくの初対面であるわたしの、当を得ないしどろもどろな発言をキャッチしてくださり、A2氏訪問と重なるタイムリーなピッチイベントに招待してくださった方、もちろん交流会に参加してくださり、A2氏にたくさんの質問をしてくださった方々、A2氏と夜遅くまで一緒に飲んでくださった方々、そして多忙なお仕事の合間にA2氏の観光に付き合ってくださった方、また、「人工知能のことはよく分からないけど」と言いながら、心当たりのありそうな人たちにすぐ連絡を取ってくれた友人、みなさまのおかげだった。

本当に本当にありがとうございました。

なお、実は社名入りの名刺を作っていただいてはいたものの、行く先々でわたしがA2氏やAA社とどういう関係にあるのかとたびたび尋ねられたので、最終的には「勝手に応援団」ということにしている。

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