ドイツとインドが、主に農業分野での人工知能の提携を含めた協力関係に調印する予定で協議を進めているようだ。

India and Germany likely to sign agreement on artificial intelligence

ドイツのアンゲラ・メルケル（Angela Merkel）首相を筆頭に同国閣僚および企業代表団が31日から3日間の日程でデリーを訪問している。

今回の訪問に先駆けメルケル首相は、インドのナレンドラ・モーディー（Narendra Modi）首相との間で両国の貿易や投資に関する提携関係のほか、安全保障や気候変動についての対策も協議する予定であると語った。

その流れで、人工知能や環境に配慮した移動手段についての協力関係を締結する合意書に調印する可能性が高いとしている。

2018年度のインドとドイツとの2カ国間の貿易額は240.6億米ドルに及ぶ。

2000年以降、ドイツ企業によるインドへの投資額は120億ドルに達している。
また、インドで操業するドイツ企業は1,700社を超えている。

なお、日本貿易振興機構（JETRO）による昨年末のデータによると、インドに進出する日系企業の数は1,441社となっている。

インドへの進出日系企業が着実に増加 （インド）　JETRO

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