春日のベンガル料理「インディアン・スパイス・ファクトリー」で、新春ティーパーティー福岡エディション
Posted on 06 Jan 2019 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh
インドのことになるとつい前のめりになってはしゃぎすぎてしまうわたしに付き合ってくださった皆様に乾杯。
プネーで定期開催している交流の場を、「ティーパーティー」と名付けている。
みんなが気軽に立ち寄り、喫茶しながらリラックスして交流できるようにという願いを込めている。
その「ティーパーティー」の福岡版を思い切って開催することにしたのは、年の暮れも差し迫った、ある日のこと。
場所は、コルカタに日本料理店を経営する中山さん一家が12月にオープンしたばかりの本格ベンガル料理店、「インディアン・スパイス・ファクトリー(リンク)」だ。
話題沸騰!福岡に初のベンガル料理店が彗星のごとく現る 05 Dec 2018
実は12月にAさんMさんと訪問した際に、広々とした店内を見た時から、「この店でティーパーティーを開催してやる...」と秘かに企んでいたのだった。
告知用に作成したFacebookのイベントページでは、前日までの参加人数が13人、そのうち数名の方々がご友人をお誘い合わせということまでは把握していた。
ところが、プネーでの日常的な経験から「参加ボタンだけ押しておいて来ない人もいるだろう」などと誤った判断をしてしまい、レストランには「(テーブルを貸し切ることができる最低限の人数である)14名前後」と伝えていたのに、最終的には「参加」ボタンを押した人全員+ご友人あわせて19人もの方々が集ってくださり、これは予想外であった(というか予想しろよ自分)。
初春に東インド料理をのんびりと堪能されるはずだった皆様、そして他にも多くのお客様がありてんてこ舞いだった店主やシェフたちに負担をかけてしまったことに、この場を借りて心からお詫びしたい。
今、この日出会った方々ひとりひとりの顔を思い浮かべている。
イベント案内を流した時点で前向きな参加表明をしてくれ、当日までマメに反応してくれたNさん。
当日まったくの偶然でバッタリ店で遭遇し、リラックスした気持ちで待ち時間を過ごさせてくださったMさん。
多国籍な参加者に躊躇なく英語で話しかけ、場を盛り上げてくださったRさんやTさん。
お友達2人をお連れで参加され、到着するなり手際よく注文を取りまとめてくださったYさん。
文字通り駆け付けてくださり、いち早く会計を手伝ってくださったMさん。
歯痛を押して出て来てくださったJさん。
失礼ながら「来ないんじゃないかな」と思っていたが、なんとスリランカ人のご友人を伴って参加されたインパール出身の学生Vさん(そのスリランカの彼は会場で大人気だった)。
「多国籍料理店を攻める会」の一環としてご友人を誘い合わせて盛り上げてくれた高校同級生のKちゃん。
かなり早くから参加表明をしてくれていたのだが、到着時点で座る場所がなくなり、場外で楽しんでくれたAさんとMさん。
30年前のプネーのお話を聞かせてくださったYさん。
全然知らない人ばかりに囲まれていても、楽しんでくれたシッダールタや母。
新春のおいしいインド会に参加してくださった皆様に、御礼申し上げたい。
そしてこの日、初めて「インディアン・スパイス・ファクトリー」のターリーをいただいたが、ファイブスター品質で丁寧に仕込まれたチキン、シーフード、ダル、そしてローティとバスマティライス、アチャールまでついた、1,500円未満とは信じられない豪華な内容だった。
料理もオーナーご一家も、そしてシェフたちも大好きだ。
「ティーパーティー」の目的は、人と人とを繋ぎ、結び付けることにある。
プネーでの開催頻度が現状では年に1回になってしまっているのを少なくとも3カ月ごとにし、そしていつかまた一時帰国した時には、福岡でも催せたらいいなと考えている。
それを考えた時、「インディアン・スパイス・ファクトリー」は、十分な広さがあり、インド人なわたしのアレンジを許してくれそうな、数少ない店だ。
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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