最近、シッダールタから教えてもらって、「The Better India」やASKSiddhiと同じコンセプト、キーワード「ポジティブ」でインド情報を精力的に発信されているSharell Cook(@AboutIndia)さんのツイートをよくチェックしている。
本日は、2月にバーフバリ人気に関するインタビュー記事で、日本のマヒーシュマティアンの声を届けてくれた「Scroll」が、「文化のツイスト」的な記事をシェアしていて、思わず笑ってしまった。
Recipe calling gulab jamuns ‘Indian fried doughnuts’ sparks a food misnaming war on Twitter - Scroll
ことは、少し古い話題になるが昨年6月、「Buzzfeed」系メディアの中でもフード系の話題を紹介する「Tasty(@tasty)」に、インドが誇る王道スイーツ、「グラーブ・ジャームン(Hindi:गुलाब जामुन/Marathi:गुलाबजाम)」のレシピが1分間の動画として掲載されていたことに端を発する。
動画のタイトルが「インドの揚げドーナツ(Indian fried doughnut)」となっていたため、インドのTwitterユーザーの間に「ネーミング戦争」が勃発したのである。
「うちの国のお菓子はお宅たちの言う揚げドーナツとは違う」という一蹴もあったが、ユーモアで反応したのが、#ChappalChorPakistan(@SupariTroller)だ。
「チーズ・チャパーティー」と題してピザの画像を掲載している。
同じく @SupariTroller による「チョコレートがけメドゥワダ」なんてネーミングは、最高にまずそうだ。
続いてchhota hulk(@ahauntedvagina)にとって、ハンバーガーは「アメリカン・ワダパオ」になった。
この他にも続々と、Twitterユーザーにる「反撃」が連なっている。
このような「衝突」は日本でも、昔ながらの料理を海外の人に知ってもらおうとして短絡的な名前を思い浮かべてしまったら起こりえることだ。
例えば昨年、福岡で開催された翻訳勉強会の恩田和子先生による講義の事前課題に、「お好み焼き」を説明するというものが出てきた。
多くの人がこれを表現するために「Pancakes」という単語を思い浮かべた中、あるアメリカ人参加者の方が「甘くないことを前提とすると他の単語の方が望ましいと指摘していた。
※恥ずかしながら、どの単語だったか必死で思い出そうとしている。「Crumpets」だったか。