今月もオンラインでカウンセリング

 

Posted on 23 Sep 2022 21:00 in うつとわたし、そしてインド by Yoko Deshmukh

カウンセリングという客観的な場から、自分の心の状態を観察することで多くのことに気づいています。



インドと深く関わるようになって、今年で早くも20年を迎える。
それは、インド移住の少し前に訪れた、うつとの戦いの歴史とほぼリンクしている。

このシリーズは、今まさに「顕在性うつ状態」で「全般的不安障害」という診断を受けて、微量ながら毎晩服用の薬を処方され心の病気と闘っているわたしが、不定期だが覚悟を持ってつづっている。
日によって気分の浮き沈みがあるため、つづれない日もあると思うし、その分量も変化するし時間軸も前後し、また、後日もろもろ加筆修正することも大いにあり得る。
いつも通りの「インドよもやま話」に戻る日もあると思うが、このシリーズは、いずれきちんとした形でまとめる予定である。

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仕事が頭のてっぺんからつま先までという感じで詰まっており、片道40分から1時間の道のりをバネル(Baner)のクリニックに通うことが難しくなり、今月も結局、Google Meetでのオンラインカウンセリングをしていただいた。

ここ1週間ぐらいの気持ちの落ち込みと、その引き金となったかもしれない出来事について、カウンセラー氏に話をした。
汚い感情や醜い感情が心の中で渦巻いているのに、表面だけは取り繕った言葉を並べ、いかにも清浄であるかのように振る舞い、自己嫌悪に陥っているわたしに対して、「人間らしいことだし、健全だ」と肯定してくださった。

最近、どん底の気分にさいなまれている時、もう1人の自分が「心を元気にするために薬や人の手助けを借りることはできるかもしれないけど、やりたいことをやる、なりたい自分になり、送りたい人生を送るためには、自分で何とかするしかない」と語りかけてくるようになった。
気持ちの谷底で、沈黙の大声が叫ぶ声に耳を傾けると、何らかの回答が得られることもある。

服用している薬の種類: vortiray (vortioxetine) 20 mg / tryptomer (amitriptyline) 10 mg
直近1週間の気持ち: 罪悪感、無価値、劣等感、抑うつ感、あせり

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本日の練習






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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