コーチ・メトロの水上サービス運航まもなく

 

Posted on 21 Mar 2022 21:00 in トラベル・インド by Yoko Deshmukh

乗ってみたいな。



ケーララ州コーチ(Kochi)のコーチ・メトロ(Kochi Metro)は、沿岸に点在する10の小さな島々を結ぶ国内初の水上メトロを今年7月から、パイロットベースで開始することを発表している。

Water metro project in Kochi to be operational in July

実現すれば新たな観光資源になるほか、州内を走る44の河川流域の住民たちにとっても、交通アクセス向上が期待できるとしている。

同メトロ関係者によれば、使用されるのは電動ハイブリッドボートで、すでに試運航を開始し、メインターミナルの建設も終えている。
当初75キロメートルを網羅する15ルートを運航するとしている。

プロジェクトの推定費用は81.9億ルピーで、その大部分をインド・ドイツ金融協力基金(Indo-German Financial Cooperation)の下でのドイツの資金提供機関であるKfW(Kreditanstault fur Weideraufbou)との8,500万ユーロ(57.9億ルピー)の長期融資契約により資金提供され、残りをケーララ州政府が負担する。

技術的に特筆すべき点として、同メトロでは、船舶の位置を「Vyttila」のメインハブに設けた交通管制塔で監視および制御することを挙げ、「最先端のLithium Titanite Spinelチタン酸リチウムスピネル電池を搭載した多数の電気(ディーゼルバックアップ)ハイブリッドフェリーを、公共交通機関として1つのコマンドの下で運航するのは初の試みだ」と説明している。

いずれのボートにも大きなウィンドウと空調を完備、「アラビア海の女王」と呼ばれるコーチ周辺の美しい景観を眺めながら、水上の移動を快適に楽しめるようになっている。

この「ウォーター・メトロ」は7月に5隻で運航を開始、今年末までに23隻の運航を目指し、「コーチ・ワン・カード(Kochi One Card)」で利用者の利便性を向上する。

本日最も読まれている記事
購入後半年で故障したフォッシルのスマートウォッチを巡る、意外な顛末 Posted on 16 Sep 2019
日本人と顔立ちがよく似た「セブン・シスターズ」北東部の女性、人種差別に立ち上がる Posted on 18 Mar 2017
効果てきめん、ターメリックとヨーグルトを混ぜる美顔法:くれぐれも入れすぎには注意! Posted on 25 Jul 2017
March's Clinic Visit (Cancelled) Posted on 16 Mar 2022
インド中華に迷いそうになったら、ハッカヌードル食べ比べはいかが Posted on 26 Oct 2017


-----
なお、現状に何ら役立つ情報をご提供できていない「ASKSiddhi(アスクスィッディ)」なので、せめて「在ムンバイ日本国総領事館」より日々発信されている州内の状況や州政府による措置に関する最新情報を、今後はこちらにも転載させていただきたい。

=== 以下、同掲題メールの転載 ===
※2月24日付けのメール、件名「インド入国時の検疫措置(インドで発行されたワクチン接種証明書の扱い(運用変更))」


●インドで発行されたワクチン接種証明書を所持してインドに入国する方は、インドで発行されたワクチン接種証明書を事前にオンライン提出することにより、RT-PCR検査の陰性証明書の事前オンライン提出が不要となります。
●日本で発行されたワクチン接種証明書を所持してインドに入国する方は、引き続き陰性証明書の事前オンライン提出が必要となります。

1 インド保健・家庭福祉省によると、インドで発行されたワクチン接種証明書を所持する方は、日本からインドへの入国に際して、出発72時間前に検体を採取したRT-PCR検査の陰性証明書又はインドで接種したワクチン接種証明書(2回接種を証明するもの)のいずれかを事前にオンライン提出することが認められるとのことです(ワクチン接種証明書の提出によりRT-PCR検査の受検及び陰性証明書の事前オンライン提出は不要となります)。ただし、日本で発行されたワクチン接種証明書を所持し、日本からインドへ入国する方は、引き続きRT-PCR検査の陰性証明書の事前オンライン提出が必要となります。

(注)2月11日付で当館から発出した領事メール「インド政府による検疫ガイドラインの改定(入国後7日間の自宅待機等の解除)」の3において、「インド政府が指定する国からの入国者は、陰性証明書又はワクチン接種証明書のいずれかをオンライン提出することが認められますが、現時点では日本はその指定国にはなっていないため、日本からインドへ入国する方は、引き続きRT-PCR検査の陰性証明書の事前オンライン提出が必要となります」とお知らせしましたが、この運用に変更があったものです。

2 インド政府は検疫措置を頻繁に変更しています。中央政府、各州政府ともに今後も急に検疫措置を変更する可能性がありますので、最新情報の入手に努めてください。

3 日本外務省はインドについて「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」の感染症危険情報を発出しています。インドへの渡航を検討されている邦人の皆様におかれましては、渡航の必要性や時期について慎重に御検討ください。

このメールは,在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

【問合せ先】
 在ムンバイ日本国総領事館領事班
 電話(91-22)2351-7101
 メール ryoji@by.mofa.go.jp

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続をお願いいたします。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete
=== 転載終わり ==


本日の練習






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



Share it with


User Comments