3月中旬からの全土ロックダウンのおかげで、今年は数年ぶりに酷暑期に日本に逃げ帰らず(帰れず)、プネーにじっとしているのに、肝心のマンゴーを期待するほど食べていない。
それもそのはず、今年は「世界最高品質」と謳われるインドマンゴーの収穫と流通の時期に、見事にロックダウンが重なり、せっかくのマンゴーが、主な輸出先である中東やイギリス、アメリカをはじめとする海外を含む消費者のもとへ届かない事態が発生しているようだ。
India’s lockdown puts squeeze on mango harvest
ロックダウンにより収穫要員や輸送要員が足りなくなっていることが、その原因だ。
外出禁止令の下、もっぱら団地に出張販売にやってくる青果業者にあらかじめ、数量制限つきで注文して購入するシステムで、しかもアルフォンソマンゴー一択だ。
例年のように市場に出掛けて、自分の目でいろいろな品種のマンゴーを見て触って、確かめて買うことはできていない。
しかし、ようやくありついたアルフォンソマンゴーは、例年よりも甘味が劣るような気がするものの、暑さとロックダウンに疲れた身体に染み渡るおいしさだ。
インドで過ごしている皆様のもとにも、おいしいマンゴーが届いていますように。
なお、現状に何ら役立つ情報をご提供できていない「ASKSiddhi(アスクスィッディ)」なので、せめて「在ムンバイ日本国総領事館」より日々発信されている州内の状況や州政府による措置に関する最新情報を、今後はこちらにも転載させていただきたい。
=== 以下、同掲題メールの転載 ===
※5月10日付けのメール、件名「インドにおける新型コロナウイルスに関する注意喚起(ビザ延長手続きの無料化期間の再延長)」
●インド政府によると,5月9日現在のインド国内感染者の合計は59,662例(死亡1,981例)となっています。
●5月6日,インド政府は,2月1日以降に失効した,または失効するインド滞在中の外国人のビザの延長手続きに関して,国際旅客航空便の禁止が解除された日から最長30日間,無料で延長する旨を発表しました(注:従来は5月3日までが対象期間とされていたもの)。延長が許可された期間中に出国する場合は,罰則の対象とならないとのことです。
今後,臨時便による日本帰国など出国を予定されている方は,必ず出国までに外国人登録事務所(FRRO/FRO)のウェブサイト上で延長手続き,または出国許可手続きを完了し,必要な許可を取得してから出国してください。
在留邦人及び短期渡航者の皆様へ
9日,在インド大使館が管轄内の在留邦人あてに以下の領事メールを発出したので,お知らせします。
1 インド政府によると,5月9日現在のインド国内感染者の合計は,59,662例(死亡1,981例)となっています。州ごとの内訳等は以下をご覧ください。
https://www.mohfw.gov.in/node/4904/
2 5月6日,インド政府は,新たなインド滞在中の外国人のビザの延長手続きについて発表しました。
(インド政府広報局ウェブサイト関連部分)
https://pib.gov.in/PressReleasePage.aspx?PRID=1621287
(1)2020年2月1日からインド発の国際旅客航空便の禁止がインド政府によって解除される日までの期間中に,ビザが失効した,または失効するインド滞在中の外国人のビザは,オンラインによる延長申請によって,インド発の国際旅客航空便の禁止が解除された日から最長30日間,無料で延長され,延長が許可された期間中に出国する場合は,罰則の対象とならないとのことです。また,延長申請ではなく,出国許可申請を行った場合も同様に処理されるとのことです。
(2)延長が必要な方は,管轄する外国人登録事務所(FRRO/FRO)に対し,以下のURLからオンラインで申請する必要があります。
https://indianfrro.gov.in/eservices/home.jsp
(3)国際旅客航空便の禁止解除日の判明以前に延長申請を行う必要があるか否かについて,外国人登録事務所(FRRO)は,延長申請は同解除日が判明後に行うことで差し支えなく,また,現時点で延長申請をした場合は,6月30日までの延長が許可される見込みであると説明しています。
(4)今後,臨時便による日本帰国など出国を予定されている方は,必ず出国までに外国人登録事務所(FRRO/FRO)のウェブサイト上で延長手続き,または出国許可手続きを完了し,必要な許可を取得してから出国してください。
3 各州政府は感染ホットスポット周辺を封じ込めゾーン(containment zone)に指定し,封鎖措置をとっています。今後もホットスポットは増える可能性があるところ,邦人の皆様におかれては,州政府発表や報道等でご確認の上,行動にご注意下さい。
また,インド政府はロックダウン措置の5月17日までの延長を発表しています。新たなロックダウンのガイドラインでは,レッド・ゾーン,オレンジ・ゾーン,グリーン・ゾーンで規制内容,許可される活動が異なりますが,引き続き,国内線・国際線・鉄道による旅客の移動,メトロ,個人による州間移動,映画館・ショッピングモールの営業等は,ゾーンに関係なく,特別な場合を除きインド国内全土で禁止が継続されます。
(インド内務省発表: ロックダウン中の行動に関するガイドライン)
https://www.mha.gov.in/sites/default/files/MHA%20Order%20Dt.%201.5.2020%20to%20extend%20Lockdown%20period%20for%202%20weeks%20w.e.f.%204.5.2020%20with%20new%20guidelines.pdf
4 在留邦人,インドご滞在中の皆様におかれては,以下の点にご注意の上,最新情報の入手に努めてください。今般の新型コロナウイルス拡大に伴うインド政府のロックダウン措置により邦人の皆様の中で困っていることや悩んでいることがあれば,本メール末尾の大使館問い合わせ先にご連絡ください。
(1)中央政府及び地方政府が感染予防のための措置を引き続き強化しており,制度が突然変更される可能性もありますので,十分注意して行動してください。
(2)在インド日本国大使館では在留邦人の皆様からの保健相談を受け付けるための窓口を設置しています。
jpemb-hokensoudan@nd.mofa.go.jp
ご利用に際しての詳細は,以前の領事メールをご覧ください。
(3)ご自身や周囲の人の感染予防のため以下の点にご注意下さい。
・アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目,鼻,口などに触れる前に手洗いをする。
・咳やくしゃみがあるときはマスクを着用して鼻と口を覆う。マスクがない場合は,咳やくしゃみのときに口と鼻をティッシュなどで覆い,手洗いを行う。
(各種情報が入手できるサイト)
インド政府広報局ホームページ
https://pib.gov.in/indexd.aspx
インド保健・家庭福祉省公式ツイッター
https://twitter.com/MoHFW_INDIA
インド入国管理局ホームページ
https://boi.gov.in/
在日インド大使館ホームページ
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/index_jp.html
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
首相官邸ホームページ:新型コロナウイルス感染症に備えて
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
このメールは,在留届にて届けられたメールアドレス及び旅レジに登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。
【問い合わせ先】
在ムンバイ日本国総領事館・領事班
電話(91-22)2351-7101
メール ryoji@by.mofa.go.jp
=== 転載終わり ===
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