今日は「アースデイ(Earth Day)」、どこへも行けなくなってしまったわたしたちへ
Posted on 22 Apr 2020 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh
これは昨年の今ごろ、日本に一時帰国する途上の機上より拝んだ富士山です。
「Now Everyone Can Fly」と謳う「AirAsia」のスローガンが的確に表現したように、いつのまにか誰もがどこへでも自由に出かけられることが当たり前の時代に、わたしたちはいとも簡単に慣れていた。
しかし、このわずか2か月ほどの間に世界を覆ったウイルス騒ぎによって世の中は180度転向し、そんな時代が幻想であったかのように、誰もが動きを絶たれることになってしまった。
次はいつ、日本に帰国できるのか、また自由に旅行に出掛けられるのか。
せめて画面上では、行きたいところへ飛び回りたいと、これからしばらくはASKSiddhi(アスクスィッディ)にて、定期的に風景の写真とその説明をアップし、バーチャルトリップを試みたいと思う。
この写真は今年1月末に、日本の母とともに訪れたチェンナイ滞在時、夜明けのマリーナ・ビーチで撮った。
波打ち際まで見えないぐらい広い広いビーチには、午前6時ちょっと過ぎと早朝にもかかわらず、たくさんの人々が訪れていて、ジョギングや散歩をしていたり、ヨガをしていたり、打ち寄せる波と戯れたりしていて、その穏やかな光景に心が洗われるようだった。
「チェンナイは近いから、またすぐに戻って来よう」との誓いも、きっと叶うと信じている。
なお、現状に何ら役立つ情報をご提供できていない「ASKSiddhi(アスクスィッディ)」なので、せめて「在ムンバイ日本国総領事館」より日々発信されている州内の状況や州政府による措置に関する最新情報を、今後はこちらにも転載させていただきたい。
=== 以下、同掲題メールの転載 ===
※4月19日付けのメール、件名「インドにおける新型コロナウイルスに関する注意喚起(ビザ延長手続きの無料化期間延長ほか):在インド日本国大使館」
●インド政府によると,4月18日現在のインド国内感染者の合計は14,792例(死亡488例)となっています。
●インド政府は,5月3日までの間に失効するインド滞在中の外国人の査証の5月3日までの延長手続きを無料化する旨発表しました(注:従来は4月30日までが対象期間とされていたもの)。延長を希望する場合は,管轄する外国人登録事務所(FRRO/FRO)にオンラインで申請する必要があるとのことです。
また,査証を5月3日まで延長した外国人が,5月3日から5月17日の間に出国する場合は、超過滞在等の不法滞在の罰則の対象とはならないとのことです。
●各州政府は感染ホットスポット周辺を封じ込めゾーン(containment zone)及びバッファーゾーン(buffer zone)に指定し,完全封鎖措置(家・敷地から外出することを禁止)をとっています。今後もホットスポットは増える可能性があるところ,邦人の皆様におかれては,州政府発表や報道等でご確認の上,行動にご注意下さい。
在留邦人及び短期渡航者の皆様へ
昨19日夜,在インド大使館が管轄内の在留邦人あてに以下の領事メールを発出したので,お知らせします。
1 インド政府によると,4月18日現在のインド国内感染者の合計は14,792例(死亡488例)となっています。州ごとの内訳等は以下をご覧ください。
https://www.mohfw.gov.in/node/4904/
2 インド政府は,5月3日までの間に失効するインド滞在中の外国人の査証の5月3日までの延長手続きを無料化する旨発表しました(注:従来は4月30日までが対象期間とされていたもの)。延長を希望する場合は,管轄する外国人登録事務所(FRRO/FRO)にオンラインで申請する必要があるとのことです。
また,査証を5月3日まで延長した外国人が,5月3日から5月17日の間に出国する場合は,罰則の対象とならないとのことです。
外国人登録事務所(FRRO/FRO)の申請先URLは下記になります。
https://indianfrro.gov.in/eservices/home.jsp
(インド政府広報局ウェブサイト関連部分)
https://pib.gov.in/newsite/PrintRelease.aspx?relid=202346
3 各州政府は感染ホットスポット周辺を封じ込めゾーン(containment zone)及びバッファーゾーン(buffer zone)に指定し,完全封鎖措置(家・敷地から外出することを禁止)をとっています。今後もホットスポットは増える可能性があるところ,邦人の皆様におかれては,州政府発表や報道等でご確認の上,行動にご注意下さい。
封鎖措置の対象となる地域においては,市民は外出せず,生活必需品についても店頭ではなくデリバリーで調達することが求められています。
4 在留邦人,インドご滞在中の皆様におかれては,以下の点にご注意の上,最新情報の入手に努めてください。今般の新型コロナウイルス拡大に伴うインド政府のロックダウン措置により邦人の皆様の中で困っていることや悩んでいることがあれば,本メール末尾の大使館問い合わせ先にご連絡ください。
(1)中央政府及び地方政府が感染予防のための措置を強化する方向にあり,制度が突然変更される可能性もありますので,十分注意して行動してください。
(2)在インド日本国大使館では在留邦人の皆様からの保健相談を受け付けるための窓口を設置しています。
jpemb-hokensoudan@nd.mofa.go.jp
ご利用に際しての詳細は,以前の領事メールをご覧ください。
(3)インド政府は,全国におけるロックダウン措置を実施しています。警察による取締りが強化されていますので,十分ご注意ください。なお,この措置を受け,領事業務を含め大使館の業務が今後限定的になる可能性があります。
(4)ご自身や周囲の人の感染予防のため以下の点にご注意下さい。
・アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目,鼻,口などに触れる前に手洗いをする。
・咳やくしゃみがあるときはマスクを着用して鼻と口を覆う。マスクがない場合は,咳やくしゃみのときに口と鼻をティッシュなどで覆い,手洗いを行う。
(各種情報が入手できるサイト)
インド政府広報局ホームページ
https://pib.gov.in/indexd.aspx
インド保健・家庭福祉省公式ツイッター
https://twitter.com/MoHFW_INDIA
インド入国管理局ホームページ
https://boi.gov.in/
在日インド大使館ホームページ
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/index_jp.html
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
首相官邸ホームページ:新型コロナウイルス感染症に備えて
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
このメールは,在留届にて届けられたメールアドレス及び旅レジに登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。
【問い合わせ先】
在ムンバイ日本国総領事館・領事班
電話(91-22)2351-7101
メール ryoji@by.mofa.go.jp
=== 転載終わり ===
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※IMFチーフエコノミストのゴピーナート氏による、今後の世界経済成長率に対する新見解(The Great Lockdown)が発表された影響か。参照: The Great Lockdown_ Worst Economic Downturn Since the Great Depression – IMF Blog
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Yoko Deshmukh
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インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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