インド全土21日間外出禁止令、4月1日時点プネーで利用できるネットスーパー
Posted on 01 Apr 2020 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh
ただし本日時点では、お住まいの地域によっては、その日の注文数上限に達するなどしたエリアが一時的に選択できなくなっていることもあるようです。
4月1日現在、プネーのカルヤーニー・ナガル(Kalyni Nagar)やコーレーガーオン・パーク(Koregaon Park)周辺だと、オンラインスーパーでは「BigBasket」に商品が充実してきている。
Big Basket
もちろんBig Basketでは、新鮮な野菜や果物も配達してくれる。
先ほど注文してみたら、洗濯用洗剤からお徳用ハンドソープ、パスタ、カップヌードル、ビスケットまで、ほぼ無事に決済することができ、配達日は翌日の午後との通知が出た。
後は無事に届くことを祈っている。
このほか、肉や魚の宅配業者も、注文に対応し始めているようだ。
肉: Premium online butcher - Home delivery of fresh meat in Pune – EasyMeat.in
魚: Online Fish and Meats Store _ Raw & Cooked Seafood, Chicken and Mutton in Pune
これらはプネー在住外国人向けのFacebookページ、「Pune Expat Club」の投稿により教えてもらった。
3日ほど前の政府通達で、「Essential(生活必需品)」に加えて「Non-essential」も流通可能となったので、時間差でプネーでも徐々に、外出できないこと以外はほぼ通常どおりの暮らしが送れるようになる日も近そうだ。
インド全土封鎖および外出禁止令が発出される前から開始した自宅軟禁生活も、かれこれ3週間あまりに及ぶが、生活自体には慣れてきたものの、今度は完全に一人暮らしとなっている福岡の母のことが心配だ。
万一、母の身に何かが起きても、現時点でインドから海外へ向かう航空便は全便欠航しており、帰ることができない。
なお4月4日までの間、帰国を希望する日本人在住者向けに、デリーからJALやANAが臨時便を運航している。
しかし日本政府は帰国者に入国後2週間は自主的な隔離とともに、公共交通機関の利用を自粛と要請しているにもかかわらず、空港周辺ホテルなどでは予約や宿泊を拒否する事例が多発しているとの報道に接していること、また(やってはいけないことだが)黙って福岡に戻ったとして、道中で知らないうちに感染していて、60代後半の母にうつしてしまう恐れがあることなどを考えると、この状況で帰国することは最善の選択とも思えない。
今は嵐が収まるのを、固唾をのんで見守り、祈るしかない。
なお、現状に何ら役立つ情報をご提供できていない「ASKSiddhi(アスクスィッディ)」なので、せめて「在ムンバイ日本国総領事館」より日々発信されている州内の状況や州政府による措置に関する最新情報を、今後はこちらにも転載させていただきたい。
=== 以下、同掲題メールの転載 ===
※4月1日付けのメール、件名「日本政府による水際対策強化に係る新たな措置の発表」
●4月1日、日本政府は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う水際対策強化
に係る新たな措置として、インドを含むすべての国・地域からの日本人を含む入
国者に対し、検疫所長の指定する場所(自宅やホテルなど。以下3の厚生労働省作成のQ&Aを御参照願います。)で14日間待機すること、日本国内において公共交通機関を使用しないことを要請することを決定しました。
●本措置は、日本時間4月3日午前0時以降に日本に到着する飛行機等から対
象となります。したがって、4月2日、3日、4日のデリー発の日本航空便及び
4月3日、5日、8日のデリー発の全日空便をご利用される皆様は本措置の対象
となります。
●なお、日本でのトランジットのために上記航空便を利用される方は、経由地と
なる日本で入国手続きをしない場合、上記措置の対象となりません。また、日本
で入国手続きをする場合は、日本滞在中は上記措置の対象となりますが、14日
間の経過を待たずに出国することは可能です。
在留邦人及び短期渡航者の皆様へ
本1日,在インド大使館が管轄内の在留邦人に対し以下の領事メールを発出したので,お知らせします。
1 4月1日、日本政府は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う水際対策強
化に係る新たな措置として、インドを含むすべての国・地域からの日本人を含む
入国者に対し、検疫所長の指定する場所(自宅やホテルなど。以下3の厚生労働省作成のQ&Aを御参照願います。)で14日間待機すること、日本国内において公共交通機関(注)を使用しないことを要請することを決定しました。また、厚生労働省によると、待機場所及び空港から待機場所に移動するための使用交通機関については、家族や所属会社等を通じて事前に確保することとされていますので、ご注意ください。
(注)鉄道、バス、タクシー、国内航空路線等含む。ただしレンタカー、借り上
げハイヤー、家族による送迎は可。家族による送迎の場合、出迎えに来た方は、
帰国者と同乗したという理由では自宅待機の必要はありませんが、帰国者が帰
国後に陽性が確認された場合には、濃厚接触者になるため、その時点から待機等
が必要になります。
2 本措置は、日本時間4月3日午前0時以降に日本に到着する飛行機等から
対象となります。したがって、4月2日、3日、4日のデリー発の日本航空便及
び4月3日、5日、8日のデリー発の全日空便をご利用される皆様は本措置の対
象となります。なお、本措置は4月末日までの間、実施されます。
3 なお、日本でのトランジットのために上記航空便を利用される方は、経由地
となる日本で入国手続きをしない場合、上記措置の対象となりません。また、日
本で入国手続きをする場合は、日本滞在中は上記措置の対象となりますが、14
日間の経過を待たずに出国することは可能です。
参考:厚生労働省HP「水際対策の抜本的強化に関するQ&A」3月26日時点
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html
参考:本水際対策強化措置の詳細については、以下の厚生労働省の連絡先にお問
い合わせください。
海外から:+81-3-3595-2176(日本語,英語,中国語,韓国語に対応)
4 上記に加え、水際対策の強化の取組として、以下の訪日外国人に係る査証制限措置が決定されています。
(1)インドを含むすべての国・地域に所在する日本国大使館及び総領事館で
4月2日までに発給された一次・数次査証の効力を停止。
(2)査証免除措置の適用を停止。
上記査証制限措置も、4月3日午前0時から4月末日までの間、実施されます。
なお、日本国籍を有する方が日本に帰国する際に、外国籍を有する配偶者や子
供を同行させるなど、人道的観点から緊急の訪日の必要性が認められる場合に
は、居住地を管轄する日本大使館または総領事館に新たな査証を申請すること
ができます。
なお、再入国許可(みなし再入国許可を含む)を取得している方は、新たな査証を取得することなく,引き続き訪日は可能です。
(各種情報が入手できるサイト)
インド政府広報局ホームページ
https://pib.gov.in/indexd.aspx
インド保健・家庭福祉省公式ツイッター
https://twitter.com/MoHFW_INDIA
インド入国管理局ホームページ
https://boi.gov.in/
在日インド大使館ホームページ
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/index_jp.html
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
このメールは,在留届にて届けられたメールアドレス及び旅レジに登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。
【問い合わせ先】
在ムンバイ日本国総領事館・領事班
電話(91-22)2351-7101
メール ryoji@by.mofa.go.jp
=== 転載終わり ===
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Yoko Deshmukh
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インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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