キューエス・カッカレリ・シモンズ（QS Quacquarelli Symonds）社がインド国内の公立、私立、高等教育機関、みなし大学を対象に調査し、発表したインド大学ランキングで、今年首位に輝いたのは昨年に引き続き、インド工科大学ボンベイ校（Indian Institue of Technology [IIT] Bombay、IITボンベイ）だった。

Telling Numbers: IITs dominate India rankings, IIT-Bombay and IISc on top

IITボンベイのほかにも、上位10位中7校をIITが独占している。
2位も昨年と同じくバンガロールのインド理科大学院（Indian Institute of Science、IISc）となった。

IITとIISc以外に10位入りした総合大学は、デリー大学（Delhi University）とハイダラーバード大学（University of Hyderabad）の2校のみとなっており、インド高等教育において理系は引き続き圧倒的な人気を誇っている。

このランキングは、学業面の評判（比重、以下同30％）、雇用主の評判（20％）、教授と学生の比率（20％）、博士号保有職員の比率（10％）、（エルゼビア社が提供する科学・技術・医学・社会科学・人文科学分野の学術情報を網羅する書誌・引用文献検索ツール）Scopusデータベースに掲載の教授別論文数（10％）、Scopusデータベースに掲載の論文別引用数（5％）、留学生の比率（2.5％）、外国人教授の比率（2.5％）をもとに算出している。

なお、インドのQSランキングは、同じQS世界大学ランキング（QS World University Rankings）と必ずしも一致しない。

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