モーディー政権、使い捨てプラスチック全面使用禁止を2022年まで延期へ

 

Posted on 03 Oct 2019 21:00 in インドの政治 by Yoko Deshmukh

経済が原因なのであれば、生分解性の代替材生産に人材を振り分けることはできないのかな。一方で日本は依然として、アイスクリームひとつとってもプラスチックにあふれています。何とかしなければ。



インド建国の父、マハートマー・ガーンディーの生誕日だった2日、ナレンドラ・モーディー(Narendra Modi)首相は2022年までに使い捨てプラスチックの使用・流通を禁止すると宣言したが、実際には全面禁止を2022年まで延期する。

PM Modi sets 2022 as deadline to eradicate single-use plastic from India

モーディー政権では毎年10月2日、清掃を習慣としていたとされるガーンディーにちなみ、「全国清掃の日(Swachh Bharat Diwas)」と定めている。
首相は自身の出身地であり、ガーンディーとのゆかりも深いグジャーラート州を流れるサバルマティー川の清掃キャンペーンに臨み、演説で「2022年までに使い捨てプラスチックを撤廃すること」を目標として掲げた。

「衛生、環境保護、動物保護、ガーンディーが大切にしてきたことすべてを、プラスチックが脅かしている」モーディー首相は述べ、インド全土で広がるプラスチックの使用回避による成果は一定の評価ができる水準に達していると述べた。

その上で、即時の禁止を予定していたビニール袋、カップ、プレート、小型ペットボトル、ストロー、その他の小袋の使用・流通禁止を2022年まで延期する。
ポリエチレン袋と発泡スチロールの使用はこれまでより厳格に制限し、そのための法施行を強化するとしている。
インド政府は、依然として使い捨てプラスチックの定義があいまいであることと、現在の不況を鑑み、使い捨てプラスチックの禁止による経済への影響と、影響を受けるとされる50万人の雇用を懸念している。

使い捨てプラスチックの使用を回避している現在の流れはとても高く評価できるし、プラスチックの代替となる生分解性の袋なども普及して一般に流通し、一消費者としてもだいぶ慣れてきた。
それ以上に、国民ひとりひとりがゴミをどこにでもポイ捨てする現在の習慣を改めなければ、清潔や環境保護には程遠い。

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Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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