インド最大の休暇シーズン目前、旅行計画はお早めに
Posted on 09 Sep 2019 21:00 in トラベル・インド by Yoko Deshmukh
こんなこと言われなくても、もうみんなとっくに計画立てているんだろうな。それにしてもこんな時は、休暇日程を柔軟に調整できるフリーランサーでよかったとしみじみ思います。
まさにわたしがフライトを予約した先週末付の「Live Mint」では、ディワーリー休暇時期の航空券価格がすでにじわじわと上昇を始めており、1カ月前くらいから急騰するだろうと報じていた。
Planning to fly this festive season? Be prepared for sky-high airfares
特にインド人たちの間で人気の旅行先への航空券はじわじわと価格が上昇し始めているようだ。
このため「Live Mint」では、「ディワーリー時期の旅行や帰省の計画は早めに立てたほうがよい」と呼びかけている。
なお、今年は10月上旬(10月3日〜8日)に、西ベンガル州でドゥルガー・プージャー(Durga Puja)という大きなお祭りがある。
特にコルカタはその盛大さで知られており、国内外から多くの観光客を集めるため、国内各都市からのコルカタ行きの便は既に高騰している。
例えばデリーとコルカタ往復便の通常期の価格は、10月上旬の便を1カ月前(9月上旬)に予約した場合に10,500ルピーとなっている。
同様にムンバイーとコルカタの往復便は1万2,500ルピー、ベンガルールとコルカタの往復便は1万1,000ルピーほど。
ムンバイーとコルカタ間、ベンガルールとコルカタ間は、オフシーズンにあたる7月と8月の運賃は上記のほぼ半額という。
2019年7月までのインド国内における航空旅客数は、景気低迷と4月のジェット・エアウェイズ(Jet Airways)倒産、また燃料価格の上昇(8~9%)の煽りを受け、前年比3.1%と過去5年間で最低水準の成長率にとどまっている。
ジェット・エアウェイズ倒産の影響は大きく、国内の航空事業全体の少なくとも14%に影響したとされている。
10月の航空券価格は上昇が見込まれる一方で、11月は一気に下落、そしてクリスマスと新年にまた上昇する見通しだ。
「Live Mint」では、「インド人旅行者の消費行動を考えると、(ディワーリー時期の)航空券予約は9月15日以降に急増するだろう。ただし今年の景気低迷を考え合わせると、確実なことは言えない」とまとめている。
実は10月末に日本に一時帰国する全日空(ANA)のフライトを、すでに予約してある。
10月末と言えばインド最大のホリデーシーズンであるディワーリーの直後だ。
最も重要なラクシュミー・プージャー(Laxmi Puja)が27日なので、プネーに出てくるであろう義両親など家族らとともにそれを済ませてから、バタバタと出国である。
なぜなら、それ以外のディワーリー前後のANA便のチケットは、10月24日以降11月4日ぐらいまで、すでにかなり高額(エコノミーでもレギュラーシーズンの2倍以上)となっており、わたしが取った30日だけが、ぽっかりとレギュラーシーズン料金(6万6,000円ぐらい)だったのだった。
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Yoko Deshmukh
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インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
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