サリーへの関心が自然に導いてくれた、持続可能性と消費者としての責任

 

Posted on 01 Sep 2019 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

などと偉そうに語りつつ、安さにつられてサリー用ブラウスによさそうな素敵なブロックプリントのクロップドトップを、「Fab India」で注文してしまいました。



現在、ネットフリックス(Netflix India)で鑑賞中のドラマシリーズ、「Designated Survivor」シリーズ3のエピソードの中の1場面に、糖尿病で若い息子を亡くした女性(本人が動画出演)が、「インスリンが発見されたのは100年も前のことで、今やほぼ無料で手に入るのに、製薬会社はそれを1回の投与量あたり400ドルで販売、暴利を得ている。経済的な事情から必要量を支払えなくなった人は死ぬしかない」と告発する場面がある。

命に関わる薬ですら、このような横暴な状況に陥るのだから、日常で購入する様々な商品の値段が、どのようにして決められ、どのように還元しているのかを、時にじっくりと考え見極めることは、経済の適正な循環を支持し、保護していくための、消費者としての責任のひとつとも言えるのかもしれない。

サリーに興味を持つようになってから、主にインスタグラム(Instagram)で世界中の「サリーファッショニスタ」をフォローしている。
サリーというほぼファッショントレンドに左右されず、世代を超えて長く愛用できる衣服である性質上、そしてそれがインドで生まれたものである事実上、どの方も持続可能性に高い関心を払っている。
そのサリーがどのように製造されているのか、環境に影響の少ない方法で染められているのか、職人に正当な手当ては支払われているのか。
それを買うことによって、誰に貢献しているのかがある程度見える商品を選ぶこと。
柄や色が好みだというだけでなく、こうした観点を総合的に考えて、合致するものを注意深く選ぼうと心掛けるようになった。
これはサリー好きになったことの、大きな副次的効果のひとつだと思う。

わたしの大好きなサイト「The Better India」は近年、マーチャンダイジング部門もスタートしていて、消費者の責任行動に基づく買い物の楽しみを教えてくれる。
明日から幕開けのガネーシャ祭をはじめ、お祭りシーズンが到来し、現在サイトでは「オーナム(Onam)」特集として、手織り天然染めのサリーや、押し花をモチーフにした手作りのネックレスなど、素敵な商品がたくさん並んでいるので、ゆっくり見てみたい。

Onam Accessories – Karnival

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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