インドで需要の高い技術職5業種の平均年収

 

Posted on 15 Aug 2019 21:00 in インド科学技術 by Yoko Deshmukh

まだこの程度なんだな、ぐらいの感覚で捉えておこう。



本日はインド73回目の独立記念日だったが、なぜか毎年この日は、仕事がものすごく忙しいという記憶しかない。
そして今年も例外ではない。
きっと、日本のお盆休暇と重なっているからだろう。

IT業界従事者のうち、最も給与の高い職種を、「Live Mint」が紹介していた。

These are the 5 best paid IT jobs in India

ジョブサーチサイト「Indeed」の調査結果として、テクノロジー系職種の募集件数は過去1年間だけで31%増え、就職先を探す人の数も8%増えている。
給与の最も高い職種の平均年収は、最大250万ルピーほどにのぼる。

以下は給与の高い順に、平均給与とともに一覧している。

1) データウェアハウスアーキテクト(Data Warehouse Architect)

事業を行う上での課題あれこれに対応する戦略的なソリューションを練り、高いパフォーマンスとスケーラブルなデータベースモデルの設計と開発を担う職種。
平均年収は150万ルピー、最大250万ルピーにのぼることがある。

2) シニアテクニカルリード(Senior Technical Lad)

営業や設計などの担当者と協力しながらソフトウェア製品を設計したり構築したりするスペシャリストで、ユーザー要件を正確に分析して顧客満足を保証することが求められる職種。
平均年収は120万ルピー、最大250万ルピーにのぼることがある。

3) アナリティクスマネージャー(Analytics Manager)

データ分析の統計的な学習を開発し、大規模かつ複雑なデータセットを評価して最適なデータを推奨したり、事業戦略の展開をサポートしたりする能力が求められる職種。
平均年収は115万ルピー、最大240万ルピーにのぼることがある。

4) テクニカルプロジェクトマネージャー(Technical Project Manager)

プロジェクトの統率や、ライフサイクルから概念構築、完了までの監視を担い、技術的に高い能力と効率的なリソース運用能力が求められる。
平均年収は100万ルピー、最大240万ルピーにのぼることがある。

5) リード開発者(Lead Developer)

アプリケーションやソフトウェアプログラムを、新規開発したり改訂したりする。
平均年収は100万ルピー、最大240万ルピーにのぼることがある。

上記の数字は「Indeed」の調査に回答した現役ユーザーらから、過去36カ月にわたって収集したデータを平均したものという。

本日最も読まれている記事
ポルトガル鉄道のインターネット事前切符予約 26 Oct 2016
プネー日本語教育の隠れたメッカ、ティラク・マハーラーシュトラ大学日本語学部 08 Aug 2019
やっと分かった!ペチコートを使わない、サリーのスマートな着崩し 10 Aug 2019

「Gully Boy」の監督がお茶の間に届けるネット配信ドラマ、「Made In Heaven」を鑑賞 19 Mar 2019
意外に低かった?世界の大学ランキング200校中のIITの位置は 09 Jun 2017

 





    



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



Share it with


User Comments