本日は、完全に「いかに自分がバカであるか」をさらけ出す投稿で失礼する。
まあ、バカなのは今さらで、分かり切ったことなんだが...
最近、予期せず大きな買い物をした。
それはサリーの下に穿くアンダースカート、通称ペチコートだ。
数日前に「ペチコートを使わないでも透けないサリーのコツ」についての記事をアップしたばかりだと言うのに、本日はペチコートの話題である。
きっちりとしたスタイルでサリーを着たい場合には、やはりペチコートはあると安心だと思ったのだ。
そのペチコートは、カナダから買った。
Petite Saree Silhouette™ - Mermaid Saree Shapewear Sari Petticoat Skirt – TiaBhuva.com

先月よりプネーの同じ団地内に引っ越してきた義妹は、サリーの着付けがとても上手で、いつもきっちり着ている姿に惚れ惚れとする。
その義妹への誕生日プレゼントも兼ねて、自分用と2枚注文したのだ。
インスタグラム(Instagram)での魅力的な画像に幻惑されて、類似品を探すこともせずに飛び付いてしまった。
義妹は黒を、わたしは何にでも合わせられるようにという貧乏人根性でヌードを、それぞれ選んだ。
サリーの色に合わせて何枚も買うのは面倒だしお金もかかるし、タンスがパンパンになってしまうしね。
ところが商品自体の値段も決して安いものではない(サリー1~2枚買えそうな金額)のに、その上思わぬ高額な関税がかかり、結果として自分が所有しているどのサリーよりも高価なペチコートになってしまった。
思えばオンラインショップの「〇(場所)のお客様が△時間前に購入」の〇が、ほとんどインド以外の国々だった時点でピンとくるべきだった。
そもそも赤色の太字で表示されていた注意書きには、「インド金融省、物品税関税中央局が輸出入に対して定める規則に従うこと、特にKYC(Know Your Customer)票と必要書類の提出要」とあったが、「2枚だし少額だから大丈夫だろう」と妙な油断をした自分のミスだった。
実際には下の方に小さく灰色で「米国およびその他国の関税について」という注意書きがあり、そこに「Your country local postal service will charge you, the recipient, to all applicable duty, taxes, and/or brokerage fees C.O.D. in the local currency at the time of delivery.」と明記されていたのを見落としていた。
分かりにくい表記だったとは言え、海外からモノを取り寄せる時に最も注意すべきことを見落としていたのは全面的にわたしの過失であり、つくづく自分のバカさ加減に嫌気がさす。
※そして1枚55ドルは、インドでは決して少額ではない。
しかし高いだけあって、着用感は実にスムーズで心地よく、またよく伸びる生地なので足さばきも軽やかで快適だ。
サリーを巻いてみた感じも、下に何も着用しないで直接サリーを巻いた写真を見比べてみると、目に見えてすっきりしている。
しかし、「あるといいけど、この値段(+ほぼ50%分の高額な関税)を費やすほどの価値があるか」は、すこぶる疑問である。
そう思ってふと、インドに類似品はないかチェックしてみたら(遅いよ)、一応ある。
中でも一番売れていそうな、購入者レビューによればよく知られた「ブランドもの」の商品は、こちらだ。
Clovia Women's Shaping Half Slip_ Amazon.in_ Amazon.in

シルエットや作りは、画像で見た限りではTia Bhuvaのモノとは比べ物にならないぐらい安っぽく感じられるし、「歩きにくい」、「長すぎる」、「着用感が最悪」など1スターが5スターに匹敵するぐらい多い。
しかし、そもそもあれだけ高額なペチコートを、インスタグラムの投稿ぐらいしか知りもしないでカナダからわざわざ輸入したんだから、こちらも試してみるなのべきかもしれない。
ちなみにこちらの商品にはヒモがついていないようなので、いよいよ思い切り小さ目のサイズのものを選ばないと、ペチコートとしての意味すらなさないのではないか、という感もあり、購入するのは、いわば賭けにも似た行為だ。
素材はナイロン90%、スパンデックス10%。
※一方Tia Bhuvaの高いペチコート商品ページには、素材の構成すら明記されていない。Oops...
だいぶ遠回りしてしまったが、結論として、こういうモノはぜひ信頼の品質、われらがユニクロ(Uniqlo)が、エアリズムなどの素材を駆使した、一級にカッコイイのを作って、売って欲しい。
上記インド・アマゾンに掲載されている商品の2倍くらいの価格(1,500ルピーくらい)でも、飛ぶように売れるのではと思う。
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